2015年4月 1日 (水)

箏修理

 4月に入ってしまいました。早い、早すぎます。

さて、今日は長年使われていた箏を修理、焼き直した楽器を紹介したいと思います。
 私も実際にまだ目にした訳ではありませんが修理をお願いした琴光堂さんから出来上がりの写真が送られ、その仕上がりに私も生徒も驚いています。
まずは、こちら
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 練習をする事が三度の食事、、の準備より好きなSさん。このお箏は嫁入り前に実家のお母様が買って下さったとの事。50代で私の所へ転門してこられ、それから15年くらいは通って下さっているので50年近く弾いている楽器です。入門当初、新しい楽器の購入の相談をされましたが、まだ鳴ると判断し、この思い出深い楽器で弾き続ける事を提案しました。しかし月日が経ちSさんの練習のせいだけではなく箏の木が若干柔らかかった為、巾柱がかかりづらくなるほど木が丸み帯びてきました。そこで修理と焼き直しをする事に。そして出来上がってきたのがこちら。

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 新品みたい!!。全く違う楽器ですね。磨いた石と同じで奥にあった別の木目まで見えてきました。木目も綺麗に磨かれ整えてられていますからクリアに響くでしょう。

 そして、こちらの楽器。

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 こちらも練習大好き人間のTさん。固く重〜い楽器です。傷のつき方からみても相当上手い人。NHK邦楽技能者育成会でも卒業時には優秀な成績で卒業。沢井箏曲院、講師試験では賞も頂きました。この楽器で練習しつづけたからこそ17絃箏でも、どでかく、それでいてふくよか、しかも繊細な音色で演奏できる様になった、とも言えます。
その楽器が、このようになりました。
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 Tさんのお孫さんまで使える位、できるだけ削る部分は薄くして欲しい、とお願いしました。削り焼き直し磨いたら、さらに風格が増した様です。木が堅いので、黒い木目部分、と白い部分の凹凸があまりないように見えます。
 
 という事で楽器についての考えは様々ですが、良い物を購入された方は、このように何十年経っても新品同様にできます。箏は絃は切れても使い回しますし意外とエコな楽器なんです。
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2015年3月31日 (火)

マサ・カマグチさん

 マサ・カマグチさんのベースを聴いた方が良いと言われ夕食も兼ね、下北へ。Apolloでのセッションは南博さん(p)、中村卓也さん(tp)、マサ・カマグチさん(b)のトリオ。中村さんはニューヨークからマサさんはスペイン在住とあって国外で音楽活動をし続ける人たちの骨太な音楽を聴く事ができました。南さんが素晴らしいのは周知の事でしょうがマサさんの音は肉声的で野太く、かといって一音で世界観を変える繊細さも持ち合わせおり日本在住であればすぐにでも八木美知依ダブルトリオで演奏をお願いしたい、と思うほどでした。
 別件でデンマークのミュージシャンからレコーディングを依頼されていますが、彼らは6月に南さんとの活動で来日するそうです。私にとってノルウェー、スウェーデンは身近に感じますがデンマークは訪れるのみで少々、距離感がありました。南さん曰く「彼らは、ヴァイキングですからね。凄いですよ。パワーが。」と。やっぱり同じ血か。

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2015年3月30日 (月)

ブロッツマン Japan Tour  2015

 もうすぐ来日します。フリージャズ界の最重鎮ペーター・ブロッツマン(s)さん。東京の桜が見られるとよいですが今回は北海道などにも行かれるようなので、どこかで日本の桜を楽しまれるのではないでしょうか。

Japan_tour_2015rev
 私は本田珠也(ds)さんとトリオで4月23日(木)横浜エアジン、4月25日(土)西荻アケタの店。4月24日(金)には六本木スーパー・デラックスでペーターさんとジム・オルーク(g)さん、灰野敬二(g)さんとのトリオ演奏され私はソロで出演します。彼の本能を刺激する様な演奏を目指したいと思っています。ペーターさんの音楽は生き様そのものの。是非、お越し下さいませ。
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 事務が、なかなか終わりません。気分転換に、シラーズを。私にしてはかなり飲みました。

その後、「Person of interest」を2本、「Elementary」を1本見て就寝。

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