2016年8月31日 (水)

東京レッスン日

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 楽譜と弾いている事が違いますが当教室オリジナルスタート編は合格。1番に入った宗一郎くん。

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 4歳児の後は、沢井忠夫作曲「夏の日」を合格していった中川泰代さん。絶好調です。

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2016年8月29日 (月)

レコーディング

 多くの皆様からご支援、ご意見を賜り本当に感謝しております。10年という月日が経ちやっと自分の気持ちが言える様になり私事を書かせて頂きました。傷は癒やすものではなく、それらもすべて自分の人生を豊かにさせていく経験と思い実にしていきたいと思っています。他の人達にとっても、そうであって欲しい、と思っています。さて、レコーディング。作曲は大友良英さんでした。いろいろな楽器が集まりとても楽しかったです。 NHK BSの「仏の寺の国宝たち」という番組だそうです。
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2016年8月24日 (水)

訴訟した件に関して

 最近、あるレコーディングの仕事に誘われ、快く引き受けたのですが、その後その録音にもう一人の箏奏者が加わると知りました。その名前を聞いていろいろと不快な思い出が甦りました。当日、何が起きるか分かりませんが、間違いがあってはいけないので書き記しておきたいと思います。

 かつて私は「Koto Vortex」というグループのメンバーでした。このグループは2枚の自主制作盤をリリースした後、自然消滅しましたが、10年ほど前メンバーの1人にクロノス・カルテットから「Koto Vortexと共演したい」という連絡があり、再結成の話をもらいました。忙しい中であり、何よりも自分の音楽を優先したい時期の始まりでしたがましたが、それでも何とかスケジュールが組めるかも知れないと思って一時は承諾したものの、やはり無理だと判断し、メンバーに連絡をしました。

 しばらく経って「Koto Vortex」の2枚のCDのうちの1枚が「再発されることになりました。おめでとうございます」という連絡がメンバーのNさんのマネージャーからマークにありました。これに関して私もマークはとても驚きました。と言うのは、その音源の4分の1の権利は私にあり、当然、私の承諾なしでは再発など出来ません。ところがNさん側は平然と「おめでとう」と言い、さらに「近々10枚ほど試聴盤を送ります」と言うのです。マークはそのあまりのバカさ加減に呆れかえり、しばらく様子を見てみようと思ったそうです。

 数日後、小包が我が家に送られて来ました。その中には2枚のCDと、「試聴盤が足りないので2枚お送りました」というNさん側によるメモが同封されていました。そのCDを見て私もマークも驚きました。何と内容は私が演奏しているKoto Vortexの古い録音なのですが、ジャケットは一新されており、私の名前が削除されているのです。これって、どういうこと?驚きのあまり、声が出ないというか、涙が流れ出てしまいました。自ら退団したとは言え、演奏しているのが私なら名前は表記されるはず。海賊盤であるだけでなく、表記の内容にも偽りがあるのです。

 すぐにメンバーに問い合わせると、竹澤さんだけ平謝り。「私も受け取ってびっくり。これって犯罪だよね。ごめんね」と心から謝罪してくれました。印刷物を見て「こんな物が世の中で許されるのだろうか?」と疑っていたそうですが、Nさんは「マネージャーが勝手にやった、自分は関係ない」と、まるで悪徳政治家の「秘書がやった」同様の一点張り、もう1人のオリジナル・メンバーのMさんも「知らなかったけど、何が悪いのか分からない」、と。私の代わりにクレジットされた新メンバー(故人)とマークとのやりとりもあったそうですが、Markの「あなたも被害者だという事をわかっていますか?美知依の演奏はあなたが弾いている事になっていますが、これに対してどう思われますか?」という問いに彼女は「私が弾いたようにされている事は申し訳ないし、私自身恥ずかしい」と言ったそうです。

 今はあまり関わっていないのでわかりませんが、当時の邦楽界は権利の意識が薄く、他のメンバーとは話が進まなかったので、マークと相談し、音楽家ユニオンを通して訴える事にしました。Markは寝込んでいる私の代わりに弁護士さんと今後の展開や賠償金、もしくは大手新聞紙面での謝罪の要求などについて話を詰めてくれましたが、話が大きくなるほど被害者であるはずの私はさらに落ち込むはめになりました。 

 組合の判断は「極めて悪質」。当然、発売は中止され、Nさんのマネージャーがすべての責任を背負う事になりました。ちなみにNさんからはいまだに謝罪はありません。

 音楽の価値や、自分自身の生きる意味が問われようとしていたあの事件。あれから立ち直った時点で音楽を進めていく覚悟を決めたように思います。これからも音楽の権利について注意を払っていきたいと思います。

 

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