コンタクト

自己紹介文

 邦楽はもちろん、前衛ジャズや現代音楽からプログレッシヴ・ロックそしてポップスまで幅広く活動するハイパー箏(こと)奏者。
 NHK邦楽技能者育成会卒業後、ウェスリアン大学客員教授として渡米中、ジョン・ケージ、ジョン・ゾーン等、独創的な活動をする音楽家に影響を受ける。99年、ゾーンのプロデュースによるソロ・アルバム『Shizuku』(Tzadik)をリリース。01年には自己のアンサンブル Paulownia CrushとのCD『ゆらる』(イーストワークス)をリリースし、04年にこのグループを率いて国際交流基金主催のロシア・ツアーを行う。
 05年、世界初の全編オリジナル曲による17絃ソロ作『Seventeen』(ジパング)を発表。翌年『八木美知依、インゲブリグト・ホーケル・フラーテン、ポール・ニルセン・ラヴ/ライヴ!アット・スーパーデラックス』(Idiolect/ボンバ)をリリース。06年、欧州フリー・ジャズ・シーンの巨人ペーター・ブロッツマン、北欧の天才ドラマー、ポール・ニルセン・ラヴとトリオを結成し、ジム・オルークがマスタリングを手掛けた特別限定盤『Head On』(Idiolect、08年)、ノルウェー国立コンサート協会の招聘で行われた10都市ツアー中に録音されたライヴ盤『ヴォルダ』(Idiolect/ボンバ、10年)をリリース。09年、東京を拠点とした自己のトリオ/クインテットも結成。
 08年、ラヴィ・シャンカール、パコ・デ・ルシアらと共に英国のワールドミュージック誌“Songlines”の「世界の最も優れた演奏家50人」に選ばれる。NHK《邦楽百選》、NHK-BS《Weekend Japanology》、TV朝日《題名のない音楽会》やメールス・ジャズ・フェスティヴァル(ドイツ)、ヴィジョン・フェスティヴァル(USA)、コングスベルグ・ジャズ・フェスティヴァル(ノルウェー)、Music Unlimited(オーストリア)、Instal(イギリス)等に出演。
 マーク・ドレッサー、坂田明、エリオット・シャープ、ジム・オルーク、ハン・ベニンク、クリス・コルサーノ、フレッド・フリス、クリス・カトラー、ビル・ラズウェル、Sachiko M、ジェイソン・レブキ、本田珠也、トッド・ニコルソン、田中徳崇、須川崇志、ダリン・グレイ、ビリー・バング、大友良英ら世界のトップ・インプロヴァイザーと共演するかたわら、プログレッシヴ・ロック・アーティストのスティーヴン・ウィルソン(Porcupine Tree)、ノルウェー伝統楽器ハルダンゲル・フィドルの巨匠クヌート・ブーエン、アコーディオン奏者のcoba、浜崎あゆみやTakuya(元Judy & Mary)といったJ-POPアーティストのレコーディングやステージにも参加。その驚くべきテクニックと無類のリズム感で聴く者を圧倒している。

興味のあること

 音楽鑑賞、料理、グルメ。