2006年12月 7日 (木)
SEVENTEEN と湯浅学氏
12月2日(土)
昨年の秋、十七絃箏という、西洋楽器に例えるとチェロの音域に近い、低い音の箏だけを使って録音したオリジナル曲集『Seventeen』(ジパング)をリリースしました。私の音楽だけでなく、深い音色のするこの楽器の良さが伝わればと思い、レコーディング方法にもこだわって作りました。
その時にライナー・ノーツを書いて頂いたのが、あこがれの(お兄様と勝手に呼んでいる)湯浅学氏。
本日は、東京都現代美術館で行われている大竹伸朗氏との対談を聞きに出かけました。
それにしても大竹氏の、作品の多さに驚く。ショックという言葉が近いくらい。
対談中、大竹さんは幼少の頃、台風の後の堤防を見に行く事が大好きだったと仰っていました。そこには、犬や猫の死骸、ボール、木屑、鉄の固まり等様々なものが一緒くたになっていた、と。
そういった彼の色彩感覚、銭湯通い等に始まった育ち方すべてが作品一つ一つに反映されている、と思いました。
さらけ出し。
敬愛するSax奏者のペーター・ブロッツマンも最近のインタビューで「自らの人生の隠された部分を表現できないのなら、芸術家を目指すのはやめたほうがいい」と言っています。
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コメント
初コメントさせて頂きます!
おお、始まったばかりなのに、読み応えありすぎる分量の日記が!!!
今後はライヴだけでなく、こちらもチェックさせて頂きます。よろしくお願いいたします♪
投稿: hibiky | 2006年12月 7日 (木) 20時44分
早速、ありがとう〜〜〜。
今後とも、よろしくお願いします。
投稿: ぴょんこ | 2006年12月 7日 (木) 21時08分