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2007年1月29日 (月)

シェ・フィガロの晩餐

 1月21日(日)のアシーフ・ツァッハーさん(ts/b-cl)+中谷達也さん(dr)の新宿ピットイン公演(ゲストの大友良英さん(g)、大蔵雅彦さん(as/チューブ)、そして私もずっと出っぱなしでした)、1月23日(火)スーパーデラックスでのクリス・モスデルさんの詩と音楽の会、両日とも興奮のLIVEとなりました。
 スーパーデラックスでは主にDVD撮影を視野に入れた、少しばかり強引なLIVEでしたのでお客さんの入りを心配していましたが、思わぬ超満員にクリスさんはもちろん喜んでいらっしゃいましたし、私もとても嬉しかったです。皆様、ありがとうございました。
 そのDVDに私のインタビューを入れたいという事で、27日(土)に我が家へ5人のクルーとクリスさんがいらして取材撮影とあいなりました。
 はるばるアメリカから持ってこられた照明器具等、彼らのすべての機材が私の家に持ち運ばれました。思わぬ本格的な撮影。昨夜ビールを飲み、顔がむくんでいる事を今さら...ではありますが、後悔しました。

 それにしてもインタビュー撮影は難しいですね。
 自分の音楽について噛まないで説明するって難しい。噛むと「もう1回」って言われて始めからやりなおし。で、次に話し始めると、先ほど言い忘れた事を付け加えて話そう、等と余計な事を考えるから、また違う展開になって、また噛んじゃう。こつをつかむのに音楽プロデューサーでもある私のマネージャーのアドバイスが大いに役立ちました。

 そしてその夜、西麻布にあるシェ・フィガロへお別れディナーに。この地に店を出して38年になるそうでうすが、体力が弱っていては食べられない料理。入部シェフが作る料理は勝負をいどんでくる。
 彼の気合いの入った料理は、しっかりと向き合わなくてはならない食事です。
 そんな彼の人生そのものであるフランス料理でしたが、様々な事情が重なり、今後の予定としては根津美術館近くにある姉妹店のカフェ・フィガロを今年5月に改装し、1店舗に統一する事になるそうです。一緒に行った友人が10代の頃、父親と訪れた時の話を聞きながらあたりを見回すと、38年もの間、入念に手入れをされ磨かれ続けた木の壁は今でも鈍い輝きを放ち、息づかいまで聴こえる様です。「いつ来ても、ここの壁は綺麗ですね〜」と友人が言うと、入部シェフは「そんな事ないよ。もう古いけど、ここがあるから料理が作らせてもらえるので、手入れはしてたの。お金がかかるけどね」と。

 ブティックが立ち並ぶお洒落な通りで自分の好きな料理はなかなかできないけど、経営はその方が成り立つ。
 まだ日本にちゃんとしたフランス料理店が少なく、現在の様にフランスからの食材の空輸がない頃、日本の小さなうずら2羽を使ってファルシーを作るなどの工夫をしながら、自分の主義を貫いた入部シェフ。淋しい気持ちになるのはシェフだけでなく、スタッフもお客も、ここに居合わせている全員でした。
 シェフはどの人にも最後のコートをかけて、最後の挨拶をかわします。

 とはいえ、人生これからだ!(生命保険のCMではありませんが) 。ホテルオークラのプールで毎日泳いでいらっしゃる、そのいなせなまま人生を貫いて欲しい!と思っております。私が頂いたのは魚のスープ、キンキのソテー、鶉のファルシー(写真がピンボケだったので、代わりに友人が注文した鳩のローストをアップ)、タルトタタン(ここのタルトタタンを食べると、他の店のものが駄菓子に思えます。絶品!きっとカフェ・フィガロにもあると思うので是非お試し下さい)、コーヒー(これだって気合いが入っています。)

 ところで2月の私は短い充電期間にしました。LIVEを入れませんでした。

 3月上旬にレコーディングが何本かあり、後半にLIVEを幾つか予定しています。
 そのLIVEは、まだチラシもできていないというのに、シークレットゲストの噂が広まった事もあってか早くも新宿PIT INNやスーパーデラックスに問い合わせがあり、ドラムの山木秀夫さんの事務所にまでも問い合わせがありました。さすがに共演者が大物だとこんなにも反響があるものかと驚いています。
 以下は現在決まっている詳細です。

3月30日(金)東京「新宿ピットイン」
『ポール・ニルセン・ラヴ ピットイン・セッションズ 2007』
ポール・ニルセン・ラヴ(ドラムス)、八木美知依(二十絃箏、十七絃箏)、ペーター・ブロッツマン(サックス)、ほかびっくりゲストあり
前売り 4,000円、当日 4,500円(共に1ドリンク付)

 体重だけはパワーアップしないで、皆さんにお目にかかりたいと思っております。

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2007年1月18日 (木)

初即興

 今年初の演奏をして以来、疲れの為かしばらくダウンしておりました。が栄養と睡眠とそ〜して睡眠をしっかりとり、無事1月15日の太田惠介氏(Vl)とのデュオで復活LIVEをする事ができました。即興演奏の前に、太田氏から「今日はどんな、感じにする?」の問いにわがままなお題を提案しました。
 しかし、さすがは太田惠資氏。百戦錬磨、得体の知れない怪物的な演奏を目の当たりにし身が引き締まり今年最初の興奮の即興LIVEとなりました。
 インFの佐藤さん、太田さん、そして大勢のお客様、ありがとうございました。

 さて、次の私のLIVEは:

1月21日(日)、新宿ピットイン
メンバー: アシーフ・ツアッハー(Ts,B-cl)、タツヤ・ナカタニ(Per) デュオ
ゲスト:大友良英(G)、八木美知依(筝)、大蔵雅彦(As, Bcl, Tubes)
 前回2003年以来、2度目の来日。“ツアッハー+ ナカタニ {COME SUNDAY} DUO“。ニューヨーク/フリージャズとヨーロッパ/自由即興 が同時進行する痛快アコースティック・デュオ・ユニット。
3,000円(1DRINK付)

 今回来日されるお二人とは初対面になりますが、以前シアトルに住んでいる友人からナカタニ・タツヤさんと一緒にやるといいんじゃなかなぁ、と言われた事もありとても楽しみにしています。
 ネットで少々彼の演奏を聴きましたが、強烈なエネルギーと共にシンバルの使い方等に繊細さを感じ、素晴らしい芸術家だと感じました。
 本当に楽しみです。

 続いて23日(火)、今年初の六本木スーパーデラックス出演になります。YMO等に詩を提供していた事で知られているクリス・モスデル氏の詩と音楽のLIVEです。
 この日は彼のDVD制作も兼ねております。
 入場料が1000円と安いし、1回目の共演を見逃された方、見られた方も是非足を運んで下さいませ。
 それでは皆様、今年もどうぞよろしくお願い致します。


 写真は右からクリス・モスデルさん、アシーフ・ツアッハーさん(ts, b-cl)とタツヤ・ナカタニさん(perc) 、愛知県で私の教室の代稽古を務めてくれている愛弟子、高橋弘子さん。

Chris_mosdellNakataniPhoto

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2007年1月 3日 (水)

明けましておめでとうございます。

  明けましておめでとうございます。
  さて、私は元旦早朝から演奏をして仕事始めを迎えました。
  共演は、私の精鋭な生徒達です。
  彼女たちは2日、3日と愛知県名古屋市八事ハウジングセンターでも演奏しました。
  私は行かれませんでしたが、きっといい演奏をしてきたのではないかな、と思っております。猪突猛進!
  皆様、本年もどうぞよろしくお願い致します。
  [写真は、元旦の控え室にて。私以外のメンバーです]

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