2008年3月10日 (月)
雨が降っています。私は、幼い頃から雨の日が大好きです。
雨の音や、窓から見る外の景色は飽きないですね。
3月9日(日)
昨日作った箏爪を使って、始めて個人レッスンをした若人3名チーム。あまりに上達が早いので、当初考えていたカリキュラムを変更しようかと思う程でした。終了後も地下のレッスン室は元気のオーラがいっぱいで、私自身の活力になりました。
来週の渡米に向けて、ようやく主な詳細が決定しましたが、ニューヨークってやっぱりヴィレッジなのね〜。すでに音楽家の友人数名から、ニューヨークで演奏すると聞いたので会わないかというメールがきています。ネッド・ロセンバーグ(sax)からも連絡があり、時間があれば以前マーク・ドレッサー(b)とトリオでレコーディングした音源をミックスしようという話もあります。さすがにニューヨーク、無駄がありません。どこへ行っても友人がいるのは本当に嬉しいです。
3月10日(月)
ニューヨークに3月16日(日)に出かけ24日(月)に帰国、愛知県で1公演し、その3日後にブロッツマン/八木/ニルセン・ラヴのノルウェー10都市ツアーが始まります。4月1日(火)〜12日(土)は移動/本番の繰り返し。7日と9日に休みがありましたが後者はレコーディング日になりました。また、13日(日)〜17日(火)はオスロでいくつかのレコーディングにゲスト参加する他、私もゲストを迎えて自分の曲の録音をする予定です。
このツアーは、ノルウェー政府や共演者ポール・ニルセン・ラヴ(ds))のはからいで、ノルウェーで最も優秀なサウンド・エンジニアの1人であるアウドゥン・ストリーペ氏が初日から最終日までずっとついていて下さるので、優遇された状況でツアーができると言ってもいいでしょう。
現在、ツアー中に限定販売するCDの制作作業もいよいよ架橋に入ってきていました。
この限定CDとは、昨年のヨーロッパ・ツアーの最終日(ドイツ、ショーンドルフで)の演奏をポールが録音したものを、いつも忙しいジム・オルークが特に忙しい時期にもかかわらずミキシング/マスタリングを引き受けて下さり、CDジャケットデザインはペーター・ブロッツマン(sax)が担当。ペーターはカメラ好きで、時間があれば本を読んでいるか写真を撮っていますが、前回のツアー中も私の爪箱(ケルンで購入したチョコレートの缶を改造)を撮ったり、サンドイッチを食べているところを撮ったり、遊び心いっぱいの方で、その中の1枚をジャケットに採用。随分家内工業的作品ですが、なんだか贅沢な限定販売作品であるような気がしてきました。
今のところ一般流通の予定はないので皆様にお見せできないのが残念ですが、今回のツアー中、スタジオに入ってサウンド的に完璧なものを1枚分レコーディングし、また、アウドゥンも全ギグを録音する予定なので、近いうちに少なくとも2枚の《正規盤》がリリースされると思います。
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