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2008年5月31日 (土)

ソナタは善き人ですか?

 時々、お休みの日はあるのですか?と尋ねられます。
 私にとって、お休みって毎日のような気もするし、毎日働いているとも言えるし…つまり、人前で演奏したり録音したりする事は生活のごく一部で、そのために練習したり考えたり見たり聴いたり読んだりする事が殆どを締めますから、休日があるようで休日ではない。でも決して強制された労働ではないし、ストレスは常にあるけれど、こういった変わった人生を歩めるという事は幸せだと思い、感謝しています。
 ところで昨年、この時期から夏にかけてひどい湿疹に襲われました。かろうじて顔は免れましたが、体中のいたるところに赤い湿疹ができてしまったのです。近所の皮膚科でステロイド剤をもらいましたが効果は一時的なもので、薬が切れるとまた再発してしまい、我慢できず東京女子医大病院の皮膚科へ駆け込みました。皮膚の一部を切り取って調べてもらいましたが、カビもアレルギー反応もなく、結果はストレスにより脳から汗を出すぞ〜という指令がうまく伝わらず、その結果汗の分泌が悪くなって皮膚がかぶれてしまったというものでした。プレッシャーが大きい職種の人の多くに見られる皮膚病だと言われました。
 その説明を受けた時、正直にびっくりしました。楽天的な私が?20代からこういった人生を送っている中で、実力が音楽の内容に追いつかずプレッシャーを感じたり、大きな舞台の前などは押しつぶされそうな緊張も味わいますが、さすがに近頃はそれらをコントロールできるようになった様な気がしていましたし、所詮自分から望んだプレッシャーです。自分から望んでいたにもかかわらず体は悲鳴をあげていたのでしょうか。
 それで自分なりの診断をしてみました。常にプレッシャーはあるのですが、年齢を重ねるうちに今まで普通に行ってきた汗をかく作業が思うようにいかなくなり、まるで酸性雨のような質の悪い汗が出て、木が枯れてしまうように皮膚がかぶれてしまったのではないか、と思っているのです。今年も少々危ない兆候がすでにあります。いい汗をかいて元気に夏を過ごしたいものです。

 ポール・ヴァーホーヴェン監督の『ブラックブック』とフロリアン・ヘンケル・フォン・ドナーマルク監督、脚本の『善き人のためのソナタ』を見ました。特に後者は泣けました。
 私はシュタージ(悪名高き国家保安省)時代の東ドイツに2度行った事があります。内弟子中に師匠のアンサンブルの一員として同行しましたが、当時は演奏する事と毎日の楽器の準備などで精一杯でしたが、西から東に入る時、国境で銃を持った兵士達の前で段ボールの中に入った楽器を見せた事を鮮明に覚えています。本物の銃を見たのはその時が初めてで、映画やテレビでしか見た事がない私にはどうも現実味がありあせんでした。でも、その兵士達がニコリともせず堅い表情をしている事、兵士達の間にあきらかに厳密な上下関係がある事がその場の空気で読み取れ、そのうち兵士が銃を少し構え直しただけでドキッとした覚えがあります。ソ連崩壊直前も、ツアーにKGB職員らしき人が同行していたように思いましたし、すべてのホテルの部屋には盗聴器らしきものがあったり、と、人が人を監視する事が普通にあった時代を垣間見ました。この2本の映画は私の実体験ではありませんが、今の私達の生活の延長線上にあった出来事とし忘れてはならないと感じました。

 さて、私の次のLIVEは下記のとおりです。

6月8日(日)
『ストレーネン、八木、巻上』


トーマス・ストレーネン(パーカッション、エレクトロニクス)、八木美知依(17絃箏、20絃箏)、巻上公一(声、口琴、テルミン)

14:30開場/15:00開演

会場: 湯河原 檜チャリティーコンサートホール

神奈川県足柄下郡湯河原町吉浜1968-1(真鶴駅より車で5分)
Tel: 0465-63-8923

料金: 大人3500円(予約)/4000円(当日)、子供(小学生以上〜20歳まで)1000円

問合せ・チケットお申し込み: 巻上公一オフィス
(Tel: 0465-63-0578/Fax: 0465-62-0427/Email: info@makigami.com)

 4月にノルウェーで初めて共演したトーマス。今回は湯河原の素晴らしいホールで巻上さんとのトリオ公演です。とても楽しみです。


Thomas

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2008年5月29日 (木)

水鏡〜2

5月28日(水)
 昨日に引き続き、早稲田大学理工学部特別授業で行われるコンサートのリハーサルに行ってきました。
 演奏曲目の一つである「水鏡」の作曲者、菅野由弘さんもいらっしゃいましたが、やはり作曲者の前で演奏するのは緊張しましたね。
 とはいえ、終始なごやかな一時となりました。
 箏という楽器はオープン・チューニングの為、調弦を自由に作る事ができます。つまりピアノのように調律師さんが決めたらずっとその音程で弾き続けるという慣習はなく、毎回自分で音低を作るのです。この作業、面倒だなぁ、と思った時代もありましたが、半音の幅から何もかも自分で作る事ができる楽しさを知ると、西洋の楽器は気の毒だなぁ、と思う時もしばしばあります。というのも、例えば今日のように雨が降り続いていると、その天気に合わせて少々暗く半音を狭めに、けれどフレーズの最後の音のみ正確なピッチで作ったりします。そのスケールでグリッサンドをすると、自分だけの音の世界が広がるわけです。
 ペーター・ブロッツマン(sax)と即興している時などは、彼の音を瞬時に聴き分け、弾きながらこの作業をしていますが、曲となるとじっくり考える事ができて、なかなか練習に入れないほど楽しい作業になります。
 さて、こんな奥が深く魅力溢れる楽器「箏」ですが、もっと気軽に親しんでもらうべく、7月6日(日)に私の演奏とお話、そして皆さんにも弾いて楽しんで頂こう!というイベントを開催する事になりました。
 詳細は下記の通りです:

7月6日(日)
八木美知依の箏カフェ
出演: 八木美知依(箏、20弦箏)、八木美知依箏アンサンブル
場所: 東京カルチャーカルチャー(東京、お台場)
前売券:2300円(お抹茶&お菓子付き)
開場 & 開演: 12:00、終了: 16:00(予定)

問い合わせ:tcc@list.nifty.co.jp

 演奏、レクチャー、箏演奏体験コーナーもある参加型LIVEです。貸し箏や貸し爪はこちらで用意します。聴いて、弾いて、質問して、しかもな〜んとニフティさんのはからいでお抹茶とお菓子までついています。私自身もとても楽しみにしています。人数に限りがありますので、予約はお早めに。

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2008年5月28日 (水)

水鏡〜1

 6月17日(火)
 早稲田大学理工学部の特別授業として大隈講堂で行われるコンサートのリハーサルに行ってきました。
 共演者で箏の元井三智子さんと久しぶりに会いましたが、以前と変わらず素敵な人でした。
 この特別授業コンサートは理工学部で教鞭をとられている作曲家、菅野由弘さんの尽力で行われますが、私は古典から吉沢検校作「千鳥の曲」、現代曲で箏2面と尺八のトリオを2曲、そして菅野さんの曲で尺八とのデュオ「水鏡」を演奏します。
 明日は菅野さんも立ち会ってのリハです。曲名の如く私なりの、繊細で美しく深い音楽が表現できれば、と思っています。

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2008年5月26日 (月)

アケタとカモメ

 西荻アケタの店では会場内に入れず、外で聴いて下さった方々、横浜KAMOMEではあいにくのお天気にもかかわらず足を運んで下さった皆様、どうもありがとうございました。
 今回ペーターの東京公演の殆どを聴かれた方もいらしたと思いますが、連日の演奏であっても彼の音に触れたくなるその気持ちは、共演者の一人としてよくわかります。音そのものに長い歴史を感じますし、今でもその歴史を作り続けている彼の力は私達に勇気を与えてくれます。
 ペーターは今日ドイツに帰国しましたが、今年9月にケン・ヴァンダーマーク(sax)、マッツ・グスタフソン(sax)、ポール・ニルセン・ラヴ(ds)、インゲブリクト・ホーケル・フラーテン(b)らと共に再来日します。まるで国際ジャズ・フェスティヴァルのような豪華なメンバーが連日演奏しますので、是非チェックして下さいませ。
 さて、私の次回の本番は湯河原です。
 先月オスロでホーコン・コーンスタ(sax)のレコーディングに参加しま時、初めて共演したトーマス・ストレーネン(ドラムス/パーカッション/エレクトロニクス)が来日し、巻上公一(voc/口琴/テレミン)さんと一緒にトリオをする事になりました。ノルウェーでのレコーディングではトーマスの豊かな音楽性を知り、また別の形でも共演したいと思っていましたが、彼も同じ事を思っていたらしく、巻上さんの尽力のおかげで思ったよりも早く再会する事になりました。
 巻上さんとの共演は意外に久しぶり。一昨年、新宿ピットインでネッド・ロセンバーグ(sax)とトリオを組んで以来となります。 公演は日曜日の午後3時からですから、前日の夜に湯河原のお湯に浸り、翌日、私達と一時を共にする、なんてちょっと贅沢な週末は如何でしょうか?
 詳細は以下の通りです:

6月8日(日)
ストレーネン、八木、巻上

トーマス・ストレーネン(パーカッション、エレクトロニクス)、八木美知依(17絃箏、20絃箏)、巻上公一(声、口琴、テルミン)
14:30開場/15:00開演
会場: 湯河原 檜チャリティーコンサートホール
神奈川県足柄下郡湯河原町吉浜1968-1(真鶴駅より車で5分)
Tel: 0465-63-8923
料金: 大人3500円(予約)/4000円(当日)、子供(小学生以上〜20歳まで)1000円
問合せ・チケットお申し込み: 巻上公一オフィス
Tel: 0465-63-0578/Fax: 0465-62-0427/Email: info@makigami.com

Thomas

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2008年5月15日 (木)

Heavyweights!

 ノルウェー王国建国記念パーティーに出席しました。
 大使と大使館員の皆さんに先月のノルウェー・ツアーのお礼と報告ができ、また久しくお会いする事がなかった作曲家やジャーナリストの方々にもお会いする事ができ、昼下がりの一時があっという間に過ぎました。
 ビュッフェで出されていたミートボール料理やスモークサーモンをとても懐かしいと感じました。それほど私のノルウェーとの繋がりは濃いものになったのだなぁ、と感じた次第です。

 さて、いよいよ明日からファイティング・ミュージックが始まります。
 昨年のヨーロッパ・ツアー、先月のノルウェー・ツアーを共にしたペーター・ブロッツマンの4日間が始まります。
 私は18日と19日に共演しますが、まずは明日から2日間、新宿ピットインにて佐藤允彦(p)、森山威男(ds)とのトリオです。
 大先輩たちの魂を聴きに行こうと思っています。
 格闘技に興味のない私でさえ、ペーターと共演する時はまるでリングに上がるような気持ちになります。音楽をやっていく覚悟がしっかりしていなければ話になりません。ちょっとしたバトルはできても、一緒に音楽なんて作れないと思います。かといって、ただ力んでいたらこっちも向こうも疲れる。この微妙なさじ加減がとても大切だと思っています。
 普段音楽を聴く人も聴かない人も、彼の音を聴いたら、その生き様を知り、勇気をもらうでしょう。忙しい方もなんとかこの4日間のうち1日でもブロッツマン体験をして頂ければと願っています。


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2008年5月15日 (木)

アナログ録音見学

 遅くなりましたが、ノルウェー・ツアーについてようやく書く時間ができました。ペーター・ブロッツマン(sax)とポール・ニルセン・ラヴ(ds)とのトリオで昨年ヨーロッパ・ツアーをしましたが、今回はポールの尽力でノルウェー10都市ツアーを皮切りに、意欲的なレコーディング・セッションも経験しました。

3月31日(月)
 明日からツアーが始まりますが、ポールはドイツから到着のペーターを空港に迎えに行き、その足でスタジオに向かってデュオ・レコーディング。私も見学に行きました。
 しかし私でしたら、まず楽器が事故無く届いているかの確認だけでなく、体調も考慮し、海外から到着したその日にレコーディングはまず入れません。タフな2人に脱帽です。
 このスタジオはフル・アナログ設備で、デジタル機材はバックアップ用のCD-Rレコーダーのみ。録音テープは今では入手困難なオープンリール磁気2インチのもの。極めて珍しい機材が楽器が並んでおり、いかに先人たちが音を加工するために多大な努力をしてきたかという経緯を知るきかっけになりました。今やコンピューターでいとも簡単に音を何小節も延ばしたり、音質を変えたりする事ができますが、そういうことを軽々しい思いでやってはいけない、と痛感しました。写真はその機材の一部です(リヴァーブ3種)。
 ちなみにこの日のエンジニアは人気ガレージ・バンド、カトー・サルサ・エクスペリエンスのメンバーでもあるフランシス・ムーンことクリスチャン・エングフェルトでした。

Studio
Studio2
Studio3

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2008年5月11日 (日)

身体表現ワークショップ

5月9日(金)
 東京経済大学にて講義と演奏。
 講義といっても音楽的な内容に限らず、若人を前にこれまでの自分の生き方について語りました。Q&Aでは私も何人かの話を聞きましたが、将来に対し夢と不安をかかえている人もいて、同じ年齢の頃の自分と重なりました。また、彼らの質問に答える事により、自分を見つめ直すことも出来ました。
 粉川教授、共演のAOさん、スタッフの皆さんに感謝致します。

 さて、次の私のLIVEは下記のとおりです。

5月18日(日)午後7時開場、7時30分開演
東京、西荻窪「アケタの店
ペーター・ブロッツマン Tokyo 4: ペーター・ブロッツマン(サックスほか)、八木美知依(20弦箏、17弦箏)、本田珠也(ドラムス)、荒巻茂生(ベース)
4000 円
予約可(月〜金 午前10時〜午後6時 電話: 03-3396-1158 / 毎日午後7時〜11時 電話: 03-3395-9507または aketa@aketa.orgまで)

5月19日(月)午後6時開場、8時開演
横浜「KAMOME
ペーター・ブロッツマン Tokyo 4: ペーター・ブロッツマン(サックスほか)、八木美知依(20弦箏、17弦箏)、本田珠也(ドラムス)、井野信義(ベース)
3500 円
電話: 045-662-5357

 ペーター・ブロッツマン氏とはノルウェー10都市ツアーを終えたばかりですが、今回は日本の魅力溢れる音楽家達との共演です。
 彼のような巨匠と今月も国を変えて共演できるなんて、本当に幸せです。
 私も彼のように太くたくましく生きていきたいです。
 またとない機会ですので、是非お越し下さいませ。

B4front
B4back

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2008年5月 4日 (日)

Big Apple

 忙しいのは何も私ばかりではないと思いますが、3月から今日まで息つく間もない日々でした。

3月16日(日)
 ニューヨークへ。今回のアレンジをして下さったトミーも同行で、心強いばかりです。
 ニューヨークにはお昼に到着。最初の本番は18日なので今夜は音楽を聴きに行く事にしました。『Village Voice』等を見ると気になるものがあるわ、あるわ。このところヨーロッパの方々や、アメリカでもシカゴの方々の方が馴染みが深かったので、ニューヨークをあまり知らずに過ごしていましたが、ここは相変わらず毎晩フェスティバルのように様々な音楽シーンが繰り広げられていました。以前、スロヴェニアのフェスティバルで会ったマーク・リボーが「今アメリカは音楽家にとって厳しい状況にあるが、どんな時でも音楽家は前へ進み続けるしかないんだ」と言っていたのを思い出します。
 悩んだあげく、ブルーノートへDelirium Blues Projectを見に行く。ロザンナ・ヴィトロ(voc)を中心に、ランディ・ブレッカー(tp)、ジェイムズ・カーター(s)、リチャード・ボナ(b、voc)、レイ・アンダーソン(tb)、ジョーイ・バロン(ds)他、ちょっと信じられない豪華なメンバーでした。
 終了後、久しぶりにジョーイと会い、しばし談笑。レイもとても元気で、強烈なソロを聴かせてくれました。

17日(月)
 明日演奏予定のクラブDromの下見がてら、Amir ElSafar's Two Riversというバンドを聴きました。リーダーのアミール・エルサファールはイラク出身のトランペット奏者ですが、アラブ楽器カヌーンも弾き、歌も上手い人です。でも今夜の目玉はサイドマンの1人、インド系アメリカ人のルドレシュ・マハンサッパ。彼の吹くアルト・サックスの音色はなんというのでしょうか、まるで蛇使いの吹くダブルリード楽器シャナイみたいで、とてもユニーク。おまけに超テクでライン重視。箏も、ハーモニーよりも点と線、といいますか、モノフォニックな楽器なのでなんらかの形でセッションできるかな?と思って聴いていました。しかし、このあまりにも速いライン。これをフーガで対応するとしたら、と考えただけで恐ろしいテクニックです。でも、このハードルを飛び越えられないわけでもないなぁと思い、いつか共演しようね、と約束してしまいました。

18日(火)
 Dromで本番。久しぶりのエリオット・シャープ(g)との再会です。今や2児の父で、会う度に子供の写真を見せてくれます。とても美しい子供達。いつかパパと共演、という時期も来るのでしょうか。
 最初に私がソロで40分ほど演奏し、その後エリオットとのセッション。エリオットが私の音をとても尊重してくれているという実感が沸き、幸せな一時を過ごしました。
 会場には21日に共演予定のラズ・メシナイ、日系アメリカ人箏奏者ミヤ・マサオカさん、サックス奏者のネッド・ロセンバーグらが来てくれました。演奏後、ミヤさんが楽器の梱包を手伝ってくれたので本当に助かりました。

21日(金)
 ラズ・メシナイがちょっとした事情でフレーム・ドラムが叩けないとの事で、ラップトップのみとのセッションになりました。初日と同じく、最初に私がソロでワン・セット。続いてラズとのセッションです。リハーサルでも彼が作り出すサウンドに感動していましたが、本番はトミーの意見も取り入れ、更に深いデュオになったのではないかと思っています。
 ラズはバダウィというプロジェクトでも知られていますが、「いつか“Badawi-Yagi”をやろう」という、有頂天になりそうな嬉しいお誘いを受けました。
 友人のジャムシード・シャリフィ(key)や木村まり(vln)らも駆けつけてくれて、同窓会のようななごやかな雰囲気となりました。たまたまジャムシードとラズが友人だったり、まりさんとジャムシードが友人だったり、と、世界は狭いでんすね。

22日(土)
 ニューヨーク在住の箏演奏家、石榑雅代さん一家とオーガニック・カフェ Le Pain Quotidien でブランチ。しばらく会ってなかったまさよちゃん、1児のママになっても美しく輝いていました。一応、私の後輩なのですが、この地で演奏家として活躍しているのですから見習う事ばかりです。一生の友人です。
 夕方、エリオットのドキュメンタリー映画を撮っているバート・シャピーロ氏が私に興味を持って下さり、Dromでインタヴュー。
 最後にチェルシーに移動し、トミー、マーク、そしてピアニストの菊地雅章さんと合流。シーフード料理とワインで乾杯!私は、ロブスター料理を注文しました。
 ニューヨークでの演奏は2年ぶりでした。実現に向けて様々な皆様のご尽力があった事を心から感謝致します。

23日(日)
 帰国。

25日(火)
 愛知県に移動しリハーサル。

27日(木)
 JA知多あいち婦人部の皆様のお陰で楽しいコンサートをする事ができました。ありがとうございました。

 さて、いよいよノルウェー10都市ツアーに入りますが、その前に近々のお知らせを一つ。
 5月9日(金)、昨年に続き、東京経済大学で『身体表現ワークショップ』をします。前回とは少々違う形で公演と講義をします。
 今回後半では、AOさん(DJ、ラップトップ)とのデュオ“Trance Koto Express”を演奏します。東京経済大学の6号館地下スタジオにある巨大スピーカーを使い、AOさんに私の音をマニピュレートしてもらい、未来的な箏を体感してもらおうと思っています。
 AOさんはラズ・メシナイとはまた一味違うカッコいいサウンドを作る方で、久しぶりのセッションを楽しみにしています。時間は14時40分から。平日の午後ですが、興味のある方は粉川教授までご連絡頂ければ、どなたでも聴講可能です。古典からオリジナル作品、そしてTrance Kotoと、どっぷり浸かって頂きたいと思います。

Elliottmichiyo
エリオットと。

Uchiage
プーさん、トミーと。

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