« 2008年11月 | トップページ | 2009年1月 »

2008年12月27日 (土)

お正月

 家人が一刻も早く25日が過ぎることを願っていたのは、巷に流れるクリスマスソングにうんざりするという理由。私はあまり買い物に出かけないので気になりませんでしたが、今日からは「も〜い〜くつ寝ると〜」が始まっています...
 ところで3日、表参道ヒルズで12:00、14:00、16:00の3回、20分ずつ演奏することになりました。短い時間ですが、内容を少々変えながら3ステージを演出しようと思っています。Photo
ボキューズ ランチより

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年12月26日 (金)

クリスマスディナー

 今月は何かと新幹線移動が多く、どこでも熟睡できる私にはありがたいです。ちょっと立ち寄った我が家でささやかなクリスマスディナー。子羊の煮込みと初体験のスパークリング赤ワイン。疲れていたのでこの1杯でべろんべろんでした。
 さて、元旦のリハーサルも順調です。3日のスケジュールについて数名の方から問い合わせがあるのですが、まだ正確な時間帯をうかがっておらず、ご迷惑おかけしています。とはいえ、明治神宮の初詣帰りに聴いて頂ければ嬉しいと思っているのですが...

Dinner

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年12月22日 (月)

猿リンガム(その二)

12月19日(金)
 楽しかったです〜。箏で歌のバッキングをするのは転調などがあり簡単ではありませんが、その緊張感も楽しめ充実した一時でした。なんといっても美香ちゃんの歌が素晴らしい。説得力があり、歌詞の内容が体に染み入ります。歌って自分自身が楽器だから大変でしょうね。体調も精神も簡単に影響してしまいそう…。ところが、美香ちゃんは風邪にも強いという事で、やはり歌い手という職から選ばれた人なのだと実感しました。鬼怒さんの即興演奏しながらキャバレーの呼び込みをする超絶技術にも驚きました。

12月21日(日)
 新宿PIT INNへ。梅津和時(sax、cl)『冬のぶりぶり2008』の第2部になんとか間に合いました。メンバーはジム・オルーク(g、etc)ナスノミツル(b)、田中徳崇(ds)。最初、音のバランスが気になりましたが、徐々に良くなって行きました。とても勉強になる内容でした。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2008年12月13日 (土)

猿リンガム

 今年の演奏納めは意外と速く、12月19日(金)。私と三橋美香子さん(voc)とのデュオ「リンガム」と、鬼怒無月さん(g)と三橋さんのデュオ「猿」というえらくかっこいいユニット名の共同LIVEです。私は鬼怒さんとデュオもしたりトリオでも演奏したりとバラエティー豊か。
 私はあまり歌の伴奏はお引き受けしないのですが、三橋さんの歌は地の底から響く魂のような声で、演奏しがいがあります。曲目は、美空ひばりさんの「悲しい酒」、Kokooでやっている「不思議の森の物語」、キング・クリムゾンの「ムーンチャイルド」、金井克子さんの十八番「他人の関係」等、盛りだくさん(?)といいますか、面白すぎる内容です(フラメンコギターならぬフラメン箏もあり)。また、鬼怒さんとのデュオは1曲だけの予定ですが、久しぶりなのでとても楽しみしています。お時間のある方、私の聴き納めと共に日本酒で乾杯は如何でしょうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年12月 9日 (火)

アトミック忘年会!

 このダイナミックな疾走感は、唯一無二でしょう。
 統制をとる事が難しいと思われる曲も、ユーモアを交えておおらかに、見事に走り抜ける様は、ただのエリート集団バンドという言葉では片付けられない音楽への敬愛を感じます。特に最終日の新宿ピットインは前日に比べ、研ぎすまされていました。前日のバンドサウンドはかっこいいほど荒々しく、夫々ソリストしての実力も満喫できる内容でしたが、2日目の方が曲調が生かされていたように感じました。
 世界トップレベルとはいえ、ニューヨークにこれくらいの演奏力を持っている人たちがいないわけではありません。ニューヨークは世界中のトップレベルが居合わせている町ですから、いない方がおかいしいわけです。ですが、これほど余裕のある顔つきで凄い事をやってのける人はたぶんいないでしょう。北欧という地域の人たちが誠心誠意人生を音楽に傾けている、その幸せのお裾分けを頂いた気分になりました。その証拠に、1曲1曲終わるごとの聴衆の歓声が、単に音楽の完成度に対する驚きと感動の表現とは思えない、温かい雰囲気に溢れているのです。
 しかもアトミックの音楽は聴くたびに成長しているのですね。だから10年もやり続ける意味がメンバー夫々にあるのでしょう。
 ポール・ニルセン・ラヴ(d)のロールは、速いのに重く華やか。私としては、もうちょっと軽やかで繊細な部分も聴かせたほうが、天下無敵の名を本当に物にするのではないかと(親族?として)欲もでますが、あのロールができる人だっていないでしょう。来年の夏にも海外での共演予定がありますが、それまでの自分自身への課題も頂いた気がしています。ほんと、彼を聴くとまだまだやる事は山のようにあるな、と感じます。こういう人はステージを降りても素晴らしい人で、移動時にはたいてい率先して楽器の運搬もしますし、気遣いも人一倍。毎日のようにどこかの国で演奏中のポールですが、ファンが増え続けるのは、実力だけでなく、そういった人間性も音楽にしっかり反映されているからでしょうね。
 連日超満員でしたが、ここに吹奏楽部など、管楽器を演奏している中学、高校生も大勢いたら良いな、と感じました。ショッキングな出会いは財産ですからね。音楽をダウンロードしただけで知った気になられては残念だし、若い人たちには夢をもって音楽家を目指して欲しいですからね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年12月 5日 (金)

ATOMIC、来日ツアー中

 私のポール・ニルセン・ラヴ...いえいえ、とんでもありません。こんな風に書いたらファンの方々から袋だたきにされそうです。神に誓ってそんな気持ちは全くありません...そのポールがメンバーであるバンドの一つ、アトミックが12月3日(水)名古屋TOKUZOを皮切りに来日ツアー中です。(ポールは当日中部国際空港から会場入り!正に地球を跨ぐドラマーです)
 驚く事にアトミックはバンマスがいないそうです。じゃあ、誰が音楽やツアーを仕切るの?
 ツアー等の仕切りは持ち回りだそうですが、仲が良いだけでなく、超エリート集団なので共通言語の量が半端じゃないのですね。しっかりアトミック・サウンドを意識しつつ、繰り広げられる音楽に耳が釘付けです。ご存知ない方はぜひ足をお運び下さい。音楽感が変わりますよ。

本日は大阪。

12/5(金)
大阪 jaz' room nu things
開場19:30/開演20:00
前売り4500円/当日5000円(+ order)
www.nu-things.com
Tel: 06-6244-1071

12/6(土)
東京 新宿ピットイン
開場19:30/開演20:00
前売り4500円/当日5000円(1ドリンク付き)
www.pit-inn.com
Tel: 03-3354-2024
◎前売券は11月2日(日)よりチケットぴあ(Pコード: 308-423)及び店頭(13時より)にて発売。

12/7(日)
東京 新宿ピットイン
開場19:30/開演20:00
前売り4500円/当日5000円(1ドリンク付き)
www.pit-inn.com
Tel: 03-3354-2024
◎前売券は11月2日(日)よりチケットぴあ(Pコード: 308-423)及び店頭(13時より)にて発売。
 

Atomic1small

Flyera


Flyerb

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年12月 4日 (木)

Small Night

 彼女に初めて会ったのは真夏の暑い日。タクシーを降りて六本木通りを歩くその姿、今も鮮明に憶えています。道路が放つ熱が彼女の長いスカートをゆらし、強すぎる陽射しが彼女の姿を蜻蛉のようにちらちらとひらめかせていましたが、近づいてくると、それは紛れもなく『ピストルオペラ』で見た、資生堂のCMで見た、山口小夜子さんでした。
 私が企画する『じゃぽねすくの夜』に出演して頂くためのミーティングでしたが、話しているうちに、いつしか共同企画になっていました。私が弾き歌う古典を聴いて「う〜ん、素晴らしいですね」と。そしで「美知依さんには何かアイデアはある?私がいま考えているのはね・・」と、光と闇の美学について語り始めました。特に日本人が思う闇への美意識について多くを話し合いました。
 思えば、決してちょっちゅう会って話をするような間柄ではありませんでしたが、電話を頂くといつもとても長く、私が落ち込んでいる時などは、頂いた電話にもかかわらず「そんなふうに落ち込んでいる時間はね。もったいないの。そんな時間はないの。次の事をしなきゃ」とご自分の経験を長々話され、そしてそれは頼れる兄貴のような潔い話しっぷりでした。 
 あと印象に残っているのは、とても始末な方。物を大切になさる。それが、どんなささやかな物でも大切になさるので「小夜子さんのお宅は、捨てられない宝物でいっぱいじゃない?」と尋ねたら「そうなの。わかる?」まるでいたずらっ子のように笑っていました。
 女の私でさえ、あの涼しげで妖しく、童女のように力のある眼差しで見つめられると、ダリの時計のようにぐにゃりといきそうでしたから、殿方は大変でしょう。
 友情というのは、決して一緒に過ごした時間の長さではないのだな、と、小夜子さんと出会って確信しました。
 11月27日(木)、私は彼女と新しい出発をするため、新作を書き演奏しました。小夜子さんは絶対に気に入ってくれたと思っています。
 「Small Night」
導入部分は17絃箏のハーモニクスから始まります。私にとってハーモニクスは、氷とか水滴というような冷たいものではなく、温かいイメージのもとにあります。この曲の中では、最初に出会ったあのうだるように暑い夏の日の陽射しと暑すぎて雑踏や蝉の声さえ響かない心の静けさの両方を思い描きました。そこから長い時間をかけて不安定な単音の進行。そして、シンプルな和声が訪れ、その後は小夜子さんが「かっこいい」と言ってくれそうな美しく優しく深い闇へと時は流れていきます。エフェクトのタイミングにも慣れてきたし、1月には表参道ヒルズでも演奏しようかと思っています。来年も小夜子さんと一緒です。
 「みっちゃんの音はね、潔いの。迷っていないの」と小夜子さんは言ってくれました。
 そうなんです。
 弾き始めたら、歩き始めたら、迷わないんです。私は。
Img_4917

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2008年11月 | トップページ | 2009年1月 »