2009年4月 3日 (金)
箏曲演奏会の打ち合わせ
朝、高橋と6月6日(土)に予定している教室の演奏会について打ち合わせ。何せ1時間半の間にのべ52面分(箏は1面、2面と数えます)の楽器を使いますが、実際に使う箏の数は42面。足りない面数で演奏会を速やかに進行させるには入念な準備が必要となります。しかもプロの舞台演出家やお箏屋さんには手伝ってもらわず、地元の方々と生徒達だけで運営するため、楽器の持ち方や備品の名前を覚えて頂く簡単なワークショップを事前に設けます。もちろん生徒達も演奏するだけでなく、時と場合に応じて様々なスタッフに変身します。
一昨年は、その慌ただしさに影響されたのでしょうか。小学生の生徒たちがお弁当や差し入れのお菓子を出演者、照明さんなど、すべての関係者に自発的に配ってくれるなど、微笑ましい光景が見られ、思い出深い演奏会となりました。
簡単な手順を説明しますと、箏はオープンチューニングなので、演奏する曲の調弦をとって舞台に配置されます。演奏者は終了後、自ら楽器をステージから調弦室へと運び、そこで調弦係が次にその楽器で演奏する曲の調弦をとります。その楽器を別の人がステージ脇に運び、順番が来たらステージ係が舞台にセッティングします。また、役目が終わった箏は、手違いが生じるといけないのでどんどん担当者が片付けて行きます。それらの作業をしながら、生徒達は衣装やヘアメイクをし、着物で演奏する人は着付け室にて着替え。着付け室には、自分で着物を着れない生徒のために着付けをして下さるボランティアの方々も。自分で着れる人にとっても、急いで着た後の胸元や帯のチェックをして下さる方がいるというのは心強いものです。
演奏者の皆さん、いざステージに立ったらいっさいを忘れ音楽に集中しましょう!
アマチュア中心でこのような催しを行うのは大変ですが、夫々のポジションで力を発揮すると意外に上手く行くもので、この綱渡り感覚はけっこう楽しいものです。今ごろ生徒たちは、この日の成功のために練習に励んでいるところでしょう。ちょっと先になりますが、是非お越し下さい。
そしていつか、私たちと一緒に演奏しませんか?
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コメント
おひさしぶりです
先日、隊長がお会いしたそうで
お元気ですか?マークも元気かな?
投稿: 藤本敦夫 | 2009年4月 3日 (金) 16時26分
ぽんさま
こちらこそご無沙汰しております。
はい!
隊長どのは、会場でひときわ華やいだ雰囲気で異彩を放っておられました。
マークも元気にしております。
隊長どのにもよろしくお伝え下さいませ。
投稿: michiyo | 2009年4月 3日 (金) 18時06分