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2009年6月30日 (火)

『ビオロンの太田恵資 ややっの夜』(1)

 今週の日曜日の『題名のない音楽会』。この番組、私は過去に2度お世話になりましたが、この日は山下洋輔トリオ40周年記念番組で、ドラムスに森山威男さん、サックスに坂田明大将という黄金時代のメンバー。さすが百戦錬磨の大物ぞろいというだけあり、限られた収録時間の中できっちりと実力を見せつけるという演奏でした。坂田さんと飲んでいると時々話に登場するタモリさんもゲストで出演していました。
 まだ私がCDを出していない20年近く前、『タモリの音楽は世界だ!』というクイズ番組のお正月特番の冒頭で「春の海」を演奏しました。タン〜、タタタタ、タタタ〜ン、と弾くと花柳社中の踊りの方々が脇からピンクの花と緑の葉がついた枝を持ってはら〜りと走り寄って踊るという、いかにもという設定でしたが、台本ができていない状況で音楽の分数が決まっておらず、何度も、何度も踊りと合わせるために弾いた覚えがあります。
 結局、使われた分数はわずかだったと記憶していますが、タモリさんがリハの最中に「なんか、すごい春の海なんじゃないの」と仰り、また、冒頭部分を撮り終えた後に「使う分数が少なくて申し訳ありません」と仰られたのを覚えています。その時期、お正月の特番制作ですべて時間が押しており、この番組自体に入ったのもすでに4時間押し。スタジオの中はまるで戦場。そんな中、タモリさんの心遣いに驚いたものでした。ちなみにゲスト回答者の1人は(まさか後に親しくなるとは思っても見なかった)《大将》、坂田明さんでした。
 さて、明日の 太田恵資さんとの共演、「春の海」ならぬ「梅雨の…何?」になるのでしょうか。

『ビオロンの太田恵資 ややっの夜』
6月30日(火)
会場: 西荻窪 音や金時
Tel: 03-5382-2020
出演: 太田恵資(violin)
ゲスト: 八木美知依(20絃箏、17絃箏)
時間: 20:00〜
料金: 2300円+オーダー

 

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2009年6月25日 (木)

出会い

 出会いとは偶然ではなく、必然だと思っています。これまで出会った人々もこれから出会う人も…
 以前からお世話になっている大林まりさんからご紹介頂いたフルーティスト、Camilla Hoitengaさん。昨日、電話でお話ししましたが、共通の友人が多く、活動の場も接点が多いのでびっくり!9月のケルン公演の折にお会いできるかも知れないので楽しみにしています。
 7月5日にお世話になる藤野芸術の家の櫻井さん、再びお会いできるのがとても楽しみです。当日、初めてお会いすることになる朗読の松浦このみさん、よろしくお願い致します。 
 来週共演する太田恵資さん。最初に出会ったのは板橋文夫さん(p)のバンドもしくは三橋美香子さん(voc)のバンド、どちらにしても約12年前。お会いするたびに新たな「何か」を聴かせてくれる怪物ヴァイオリニストです。6月30日(火)がとても楽しみです。
  皆様の今日一日にも大切な出会いがある事を願っております。

 さて、先日行われた『Jazz Art せんがわ』。家人と生徒が撮ってくれた写真をマイフォトにアップしました。ぜひご覧下さい。

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2009年6月23日 (火)

6月6日(土)演奏会写真の追加

 家人が撮ったものをマイフォトに追加アップしました。関係者の皆様、後日ちゃんと写真にしてお見せしようと思っていますが、欲しいものがあれば7月下旬までにご注文下さいませね。こちらにアップしているものはかなり圧縮してあります。実際はもっと美しいです。また、演奏者の皆さんのお顔の表情がリハーサルと本番でちゃんと違い興味深いですよ。ご来場頂きました皆様、お世話になったスタッフに対し重ね重ねお礼申し上げます。
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2009年6月22日 (月)

太田/ニコルソン/田中トリオ

6月21日(日)
 レッスン後、郷里の友人から頂いたビョークのパリでのLIVE DVDを見ました。先月共演したクリス・コルサーノ(ds)が大活躍。人間業とは思えないテクニック、漲る知性、そして美しいフォームにほれぼれ。
 繰り返し見ていたらだんだん体が覚醒してきて、来週、西荻窪の音や金時で太田恵資(vln)さんのライヴにゲストとして呼ばれていることを思い出し、彼のスケジュールをチェック。奇しくも今夜、同じ《音金》で田中徳崇(ds)、トッド・ニコルソン(b)とトリオ・ギグ。急いで電車を乗り継ぎ、なんとかセカンド・セットに間に合いました。
 素晴らしい演奏でした。
 曲あり即興ありでしたが、そういった垣根を感じさせない音楽で、東京ではあまり聴けないタイプの演奏でした。垣根を縦横無尽に行き来するのは容易ではありませんし、シリアスになりすぎず、終始崇高さを保った音楽だったのはやはり優秀な人たちのトリオだからだと思いました。
 終演後、ノリさんとドラムスのチューニングについて話したら、私が考える箏と立奏台、ステージの床、会場の壁との関係などの共通点が多く、興味深い一時となりました。
 太田さんは毎月異なるゲストを迎えて『ビオロンの太田恵資 ややっの夜』をここ音金で開催しているそうですが、今まで女性ゲストは全員ヴォーカリストだそうで、楽器奏者は私が初めてだそうです。どこまで万能怪物太田恵資に食らいついて行けるか、2人でどのような音楽を作り上げるか、どうぞお楽しみに。

6月30日(火)
『ビオロンの太田恵資 ややっの夜』
会場: 音や金時
Tel: 03-5382-2020
出演: 太田恵資(violin)
ゲスト: 八木美知依(20絃箏、17絃箏)
時間: 20:00~
料金: 2300円+オーダー

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2009年6月20日 (土)

Farewell to Kari

6月18日(木)
  4年にわたりお世話になってきたノルウェー王国大使館員Kari Hirthさんのお別れコンサート/パーティーに出席、演奏をしました。
前任のMarianne Loeさんにも大変お世話になりましたが、Kariさんの実行力も素晴らしく、私のノルウェー公演の折にはいつもご尽力頂いていました。
 他に日本ノルウェー音楽協会の皆さん、タンテ・ブローさん、そして山瀬理桜さんのグループも出演。私は21絃箏で自作曲「Song of the Steppes」を演奏しましたが、導入部分でKariさんが大好きなハルダンゲル・フィドルの巨匠クヌート・ブーエン氏による「Hovvdtema」を弾きました。終了後、ステージからKariさんを見たら目が潤んでいらっしゃり、私自身も辛い気持ちを抑えるのに精一杯でした。
 最後にKariさんが好きなケーティル・ビョンスタ作曲「フィヨルドの夏の夜」を日本ノルウェー協会の皆さんとタンテブローさんと私で演奏し、コンサートは終了しました。先日の『Jazz Art せんがわ 2009』でも思いましたが、フェスティヴァルは始まれば終わりがあり、人との出会いも当然別れがあります。終わりや別れは寂しいものですが、また良い形で出会えるよう気を引き締めて勉強を続けなくてはいけないとその度に思います。
 ところで、お付きのひとちゃんが堂々と英語で挨拶できて良かったです。
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6月19日(金)
 義父が4ヶ月ぶりにシドニーから日本に戻り、常宿のホテル・オークラで朝食を共にしました。一昨日は代官山プティ・ブドンで前菜/スープ/魚料理/肉料理/デザートのフルコースを完食、89歳の高齢とは思えない食欲でした。昨日は青山霊園前のシェ・ピエールでランチだったそうで、ピエールさんもその食欲に感心したそうです。半身が不自由なのですが、片手で静かに綺麗に召し上がられる姿は凛としておられ、見習わなくてはいけないと感じます。
 さて、明日土曜日の午前10時まで箏を弾きません。何ヶ月かぶりのお休み。俳優エド・ハリスの初監督作品『ポロック 2人だけのアトリエ』鑑賞。

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2009年6月17日 (水)

八木美知依トリオ @ Jazz Art せんがわ 2009(2)

 日本ではあまりお目にかかれない、贅沢な内容のフェスティヴァルでした。
 私のバンドでは「Rouge」「Deep Green Sea」といった私の曲の他、鈴木清順監督『殺しの烙印』より「殺しのブルース」を演奏。映画の導入部分にある殺し屋のセリフを珠也さんとトッドさんに言ってもらいました。その時サングラスをかけて欲しい、というリクエストに真面目に対応して頂き、感謝!もちろん2人の才能溢れる演奏にも感謝しています。
 フェスティヴァルってわざわざ出向かなくてもいろいろな人の演奏が聴けるし、話もできるし、何といっても雰囲気が良いので最終日も聴きに行きました。巻上さんをはじめ関係者の皆様、ありがとうございました。

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2009年6月15日 (月)

6月6日(土)写真の一部

「せんがわJAZZ」楽しかったフェスティバルがあっという間に終わってしまいました。
なかなか日本ではお目にかかれない贅沢な催しでした。
その感想などは後日書かせて頂きます。さて、6月6日(土)に行われた演奏会で加藤道夫さんが撮って下さった写真の一部が送られてきました。マイフォトにアップしましたのでお時間のある方は遊びにいらして下さい。また、ご入用の関係者の方々はレッスン場にて申し込みができるように手配しておきます。取り急ぎこちらで楽しんで下さい。また家人撮った楽屋などの様子などこれからぞくぞくアップしまよ〜〜〜。お楽しみに〜〜。

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2009年6月12日 (金)

八木美知依トリオ @ Jazz Art せんがわ 2009

 明日の午後4時、『Jazz Art せんがわ』に本田珠也(ds)、トッド・ニコルソン(b)と出演します。
 演奏予定曲は「Song of the Steppes」、「Monsoon」、「殺しのブルース」(映画『殺しの烙印』より)、「Rouge」、「Deep Green Sea」。
 お楽しみに!
 
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2009年6月10日 (水)

八木美知依 箏曲演奏会への道程(5)

6月5日(金)
 いよいよ明日が演奏会。
東京の生徒、清水と高田も参加し、最後のリハーサルを終えました。本番はまだとはいえ、夫々の家庭や社会を持った人たちがよくぞここまで付いて来てくれた、と感謝の気持ちでいっぱいです。

6月6日(土)
 午前9時。高橋、井上、久田、そして家人が教室へ来て楽器や備品の積み込み。
午前9時30分。常滑市文化会館にて1曲目からのサウンドチェック件リハーサル開始。ここから終演まで、時間が怒濤のように流れて行きました。はいていたジーンズが汗で濡れるほどの運動量。Tシャツはもちろんですが、ジーンズもですよ。
 私だけでなく、他の演奏者にとっても特別なイベントである事は言うまでもありません。
 ここでこの日のスタッフを紹介:
司会: 山本香美
受付: 榊原益二、加藤陽子、神谷園子、
会場: 水野佳子、長瀬聖子
受付本部連絡: 高橋美結、加藤万里奈、原田もも子、沢田名月、加藤夕奈、加藤美聡、加藤愛美(受付に届いた花束などの品を楽屋へ運ぶ係)
着付け: 原田由紀江、榊原嘉代子、井上紘子
子供のヘアメイク: 加藤美代
本部・食事: 八木久子、井上紘子、清水典子
写真: 加藤道夫
ビデオ: 原田貴和
舞台進行: 井上ひろみ、竹内真寿美、百瀬圭太、早川和宏、高橋浩太郎、村田諭省、沢田秀美、清水まゆみ
舞台裏方: 久田恵子、澤田千都子、竹内千晴、伊藤亜紀、中野美知子
調弦: 八木美知依、高橋弘子、関衣久美、加藤卓子、高田ひとみ
楽器片付け: 原田佐知子、佐藤絹代、片山喜美子、桑山勝つ代、谷川かよ子(演奏の役目を終えた箏を片付けていきます)
 皆様、本当にありがとうございました。ちなみにこのスタッフの殆どが演奏者でもあります。
 無事に大盛況のもと幕を閉じる事ができたのはやはりチームワークのおかげでしょう!
 若干の反省点は次回のさらなる飛躍に生かしましょう!
 思い出深い写真は後日掲載させていきます。

6月8日(月)
 池尻大橋NOAH Studioにて『Jazz Art せんがわ 2009』のリハ。珠也さんとトッドさん、2人ともさすがに敏腕の演奏家だけであって、簡単な音合わせのみでOK。週末が楽しみです。
 一昨日の疲れを取り戻すかのように、大量の水と肉とチョコレートを食しています。せっかく痩せたでしょうに…トホホ。でも食べずにはいられません。

  

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2009年6月 4日 (木)

仏蘭西 et ジャポン

5月30日(土)
 朝方、激しい雨音で起きた。
 今日は水も滴るいい女のコンサート、な〜んて思ってみたりしたが、その後ぴたりとやんだ。私と矢沢さん、どちらが晴れ女かは定かではないが、お越しいただいた皆様が負担にならず本当に良かったと思います。
 矢沢朋子さんの演奏はリゲティ好きというだけあって、印象派の曲の中にもその片鱗をうかがわせていた。本性むき出しの演奏もいつか聴いてみたい、と思わせる素晴らしい演奏。
 横井一江さんのお話は限られた時間の中で楽しくわかりやすい内容。もっと時間に余裕があればこういった時しかできない会話をしたかったのですが、そういった欲望はどんどんふくれるばかり。結果的にコンパクトで良かったかも知れません。久しぶりにお会いする方々も何人かいらっしゃって下さり、素敵なひと時を過ごしました。

5月31日(日)
 東京の生徒たち、演奏会前の最後のレッスン。
 曲の練習を始めてから今日までがあっという間だった事でしょう。本番は、初めての事ばかりでしょうが、これを機に大きく飛躍して欲しいと願っています。

6月1日(月)
 帰郷すると目の前にやるべき事が山積みですが、生徒達が整理してくれているので随分助かっています。

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ベルギー料理屋、ベルギービールで打ち上がりました。

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