« フラミンゴたち、イケメンたち | トップページ | Sinikka Langeland »

2010年5月12日 (水)

ごんぎつねと蜘蛛の糸

 愛知県で教授活動中です。このところ、生徒たちはスクイ爪の練習ばかりでうんざりしているかもしれません。でも、お箏は音程を決めた絃の数が13本しかありませんから、一つのテクニックで様々な音色を出す工夫をし、1曲の中でできるだけ色彩豊かな演出をしなくてはいけないのですね。爪を立てたり、横にしたり、絃の真ん中あたりで弾いたり、竜角寄りで弾いたり、それでいてテンポが乱れてはいけないし…口うるさいかも知れませんが、それらが身に付けばもっと箏を好きになると信じて教えています。ついてきてね〜。
 さて、7月11日(日)に藤野芸術の家で松浦このみさん(朗読)と共演する作品が決まりました。新美南吉作「ごんぎつね」と芥川龍之介作「蜘蛛の糸」です。なかなか文芸作品を読み返す機会がないので、音楽を考える上でもう一度読むのを密かに楽しみにしています。意外と読み落としている素晴らしい言葉や表現に気付くからです。
 松浦このみさんの朗読は見事です。桐朋学園でのコンサートでは涙をこらえながら演奏しました。夏のお休みに緑を楽しみがてらお出かけになられては如何でしょうか。

|

コメント

コメントを書く






« フラミンゴたち、イケメンたち | トップページ | Sinikka Langeland »