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2010年8月31日 (火)

暑い9月

827日(金)

 924日(金)にmori-shigeさん(cello)と千駄ヶ谷ループラインでデュオをするので、その前に彼と河崎純さん(b)のセッションを聴きに行きました。場所は、深夜まで営業しているビストロ・ダルテミスの近く(帰りが遅くなっても食事に不便しないですね)。

 このシリーズはmori-shigeさんがマンスリーで7回続けるデュオというもので、今月が3回目。(私も昔、下北沢レディージェーンでマンスリーのデュオ・ライブ・シリーズをしましたが、本当に良い勉強になりました)

演奏は、生活と音楽の境界線を感じさせない素晴らしいものでした。

829日(日)

 新しい17絃箏が出来てきました。もっとエレクトリックな音になるのかと思いきや、意外にも自然の音にとても近いです。以前よりも爪が絃に当たった音が繊細に聴こえるので、ソロのレコーディングをミキシングルームで聴いている音のようです。あと、エフェクトをかけた時の音のくいつきが少々早くなったと思います。これから様々な演奏会場で音を出すのが楽しみです。

831日(火)

 気象状況同様、私にとって暑い9月が始まります。

 まずは明日1日(水)“In F”にてピアニスト黒田京子さんとデュオ。先日『Jazz Art せんがわ』でお会いしましたが、久しぶりの共演なのでとても楽しみです。

 97日(火)〜9日(木)はアイヴィン・オールセット(g)とレコーディング。

 910日(金)は公園通りクラシックスで『八木美知依ソロ〜十六夜』。ひさしぶりのソロ公演ですが、当日来日予定のマッツ・グスタフソン(sax)にゲストとして入って頂きます。マッツさんとは初共演。その緊張感と、糸が奏でるすべての響きをじっくりお聴き頂きたいと思っています。

 911日(土)は東京教室レッスン日。912日(日)から17日(金)までは愛知教室レッスン日。できれば17日中に帰京し、その夜、渋谷メアリージェーンで行われるマッツ・グスタフソン(sax)とジム・オルーク(g)のデュオを聴きたいと思っています。

19日(日)は新宿ピットインで『インプロッシブル!』。ミヤ・マサオカ20絃箏、エレクトロニクス)マッツ・グスタフソンsaxカール・ストーン(ラップトップ・エレクトロニクス)と共演します。滅多に聴けない、珍しい顔ぶれですよね。特にミヤさんとこのような形で共演するのは私が初めてではないでしょうか。今後の音楽界に波紋を呼び起こすべく記念になる日として皆様、ぜひお立ち会いを!

20日(月)と923日(木)は東京教室レッスン日。

そして例のmori-shigeさんとのデュオが924日(金)。いろいろな意味で一線を越えたいと思っています。

9月25日(土)も東京教室レッスン日。

 930日(木)は西荻アケタの店で久しぶりに『八木美知依トリオ』。メンバーはトッド・ニコルソン(b)と本田珠也(ds)です。とても珍しいゲストも登場する予定です。9月の止めはやはりアケタで爆発!ということでしょうか。このトリオで世界中回りたいですね。

 暑いまま9月を乗り切ります!皆様とお会いできる事を心より楽しみにしております。

 それから本日、『地球のココロ』に私の記事が載ったとの事です。こちらも合わせてお楽しみ下さいませ。

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2010年8月25日 (水)

ホルトノキ

 91日(水)に大泉学園“In F”にてピアノの黒田京子さんとデュオをします。初共演からすでに10数年、デュオは3回目となります。今回久しぶりに声をかけて頂きました。即興に加え、私の「十六夜」、黒田さんの「ホルトノキ」「割れた皿」といった曲も演奏する予定です。黒田さんの曲はその美さの中に自由があります。特に「ホルトノキ」は、切り倒される予定だった樹齢400年から500年と推定されているホルトノキを、その土地を購入することで守った日本画家・堀文子さんの生き方や在り様とその作品に感銘を受け、さらに実際にそのホルトノキを目の前にして受けた感動を曲にされたとの事。木に語りかけている様なメロディーに思わず胸が熱くなります。当日が楽しみです。どうぞお越し下さいませ。
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2010年8月22日 (日)

伊藤たかを展

 私の大好きな食器の一つが下記のものです。陶芸作家の伊藤たかをさんの作品ですが、絹織物のようななめらかさと艶をもち、涼しげな色なのでそっと頬刷りしたくなるような器です。その伊藤さんから連絡があり、私の『Shizuku』と『Seventeen』を聴きながら作陶したという作品の個展会場でこれらのCDを流させて頂けないものかという問い合わせがありました。
 もちろん喜んでお引き受けしました。今回の作品は器ではなく人形だという事です。会場が、愛知県名古屋市であるのと、会期中に愛知県へ行けないので残念ながら伺えませんが、お時間のある方は是非足を運んでみて下さい。

『あいちトリエンナーレ2010・伊藤たかを展』

8月31日(火)〜9月12日(日)
12:00〜21:00(最終日は20:00閉館)
ギャラリーイントラート Tel/Fax: 050-1535-5641

 もうすぐですね。電話で少々お話をさせて頂いただけで、お会いした事はありませんが、ご盛会を心よりお祈り申し上げます。

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2010年8月18日 (水)

地球の心

 このところの暑さは尋常ではないですね。

 誰もが異常だと感じるこの気候の中に身を置いていると、日頃のささやかなエコ努力の意味が本当にあるのか?全く意味をなさないほどの事態に陥ってのではないか、と大半の方々が感じているのではないでしょうか?とはいえ、どういう状態にあっても、その意識を捨ててはいけないし、この際かつての日本のようにその教えを国民一丸となって遂行すべきではないか、と考えてしまう次第です。

そんな中、今月初旬に『地球のココロ』の取材がありました。箏は桐の木を贅沢に使っている楽器です。楽器にするような上等の桐が少なくなった、と楽器屋さんが訪れる度に言います。なんだか、貴重な森林を伐採する反エコな楽器のようで、この取材を受ける事を少々躊躇しました。桐に代わるベニヤ素材箏の改良とか、木材チップスを固めて作った新しい箏を作る人もいないようですし。でも昔の人は、女の子が産まれたら家の庭に桐の木を植えて、お嫁にいく頃に楽器にして持たせたといいますから、やはり風土豊かな日本独特の産物だったのだなぁ、と実感します。拳を振り上げてエコ活動をするわけではありませんが、これからも箏が豊かな自然の賜物である楽器として生き続けられるよう、音楽を通して活動する事が私の役目ではないかと思っています。

掲載は今月末との事です。

817日(火)

 放射線影響研究所の職員で、画家としても活躍した故・佐々木寅夫さんの追悼展を見に広島県立美術館へ行ってきました。油絵の具のタッチに勢いや静寂を感じる事ができ、1枚の絵の中に様々なリズムを感じ、まるで音楽を見ている様でした。拳を上げて反戦、反核を唱えた方ではありませんが、生涯にわたりそれを描き続けた人でした。お時間のある方は是非足を運んでみて下さい。

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そよ風のような『陳』の杏仁豆腐 この中で泳ぎたくなりました。

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家人の作ったシュークルートガルニ。ほどよい酸味でなかなかのできでした

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2010年8月16日 (月)

おいしい食事

 私は気分転換上手といいましょうか、どこでも寝られるし、おいしい食事やデザートを頂くとそれだけでリフレッシュできます。多忙であっても精神的に元気でいられるのは、たぶん私のこんな単純な性格によるものでしょうね。

 という事で本日は最近頂いた食事の一部を載せる事にしました。食事といっても音楽と一緒で、作っている人達のエネルギーを頂くんでしょうね。

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2010年8月15日 (日)

猛暑ですね

 お盆休暇をとっており、更新する時間がありませんでしたと書きたい所ですが、86日(金)の本番の後、連日、しかも終日のレッスンが続き、終了後はお風呂に入ってさっぱりする事で精一杯の日が続いていました。しかし、レッスンに来る人の殆どが曲を上げていき、暑さに負けない生徒さんたちの練習熱心さに疲れも吹っ飛ぶような嬉しさがありました。

 話は前後しますが、82日(月)に『地球のココロ』の取材がありました。記事としてアップされるのは829日頃だそうです。取材終了後、シカゴから来日中のダンサー加藤文子さんと1歳になるお嬢さん百合亜ちゃんが訪ねて来てくれました。今回、ご主人でベーシストのジェイソン・レブキさんはいらしていませんが、娘さんの百合亜ちゃんが彼にそっくりなのでなんだかジェイソンさんに会った気になりました。

 86日(金)の小森慶子さんとユーグ・ヴァンサンとのトリオの日、直ったと思っていた17絃箏がまたもや故障してしまい、急遽21絃箏のみでの演奏になりました。とはいえ、17絃箏で演奏するつもりだった「十六夜」を弾かないのも惜しいのでPOGを使って21絃箏の音を1オクターヴ下げて対応しました。まぁ、なんと言いましょうか、17絃箏の音とも21絃箏の音ともギターの音とも言えない、新しい音でした。修理ついでに更なる楽器の改良をお願いしたので、仕上がりは今月下旬になります。窯から出てくるまでどうなっているかわからない陶芸作品を見るような思いでドキドキしています。

 さて、小森さんの音楽性は素晴らしく、一緒に演奏させて頂いた彼女の曲「臥遊」もとても素敵でした。また、初共演から相性の良かったユーグとのコミニュケーションも更に深まった気がしました。音金パパとママもとても喜んで下さり、次回のリクエストまで頂きました。いかに音楽に愛情を注いでいらっしゃるお二人であるかを改めて感じました。

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2010年8月 4日 (水)

アイス・チョコレート

  先日、アケタの店で17絃箏にノイズが出てしまったので、TOKIOの山口達也似の楽器の神様に見て頂きました。配線が緩んでいて、その部分に触れる度にノイズが鳴っていたとの事でした。無事に修理が済み、明後日は安心して演奏できそうです。
 あまりの暑さにジェルボー東京店でアイス・チョコレート・ドリンクを頂き、一息つきました。濃い大人の味に深呼吸。

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2010年8月 3日 (火)

八木・ヴァンサン・小森トリオ

 今週末86日(金)、西荻窪の音や金時でユーグ・ヴァンサンさん(cello)、小森慶子さん(cl)さんとトリオをします。ユーグといえば昨年の来日の折、私のバンドにに急遽参加してもらいましたが、彼が加わった事でさらに音の色彩が広がり、お客さんだけでなく演奏者もすごく楽しんだのを覚えています。ダブル・トリオを結成したのも彼のインスピレーションのおかげです。小森さんとは初共演。彼女は渋さ知らズ、吉田達也さん(ds)率いる高円寺百景、黒田京子さん(p)とのデュオなどで活動されており、いつか共演したいと思っていた方です。この日も夫々の音楽が反映された素敵な音楽になるのではないのかな〜、と思っており、とても楽しみです。お料理も他のライブハウスでは頂けないものばかり。特別な夜をお過ごし下さいませ。

8月6日(金)
『八木・ヴァンサン・小森 トリオ』
• 八木美知依(17絃箏、20絃箏)

• ユーグ・ヴァンサン(cello)

小森慶子(cl、b-cl)

会場: 西荻 音や金時
開場18:30、開演19:30

チャージ: 2600円

Tel: 03-5382-2020

Hugues

ユーグ・ヴァンサン、2009年9月、ピットインにて

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2010年8月 1日 (日)

早坂沙知さん

 思えば早坂沙知さんを最初にお見かけしたのはもう20年以上前のメールス・ジャズ・フェスティヴァルでした。私は師匠のアンサンブルの一員でしたが、紗知さんは既にその頃から自らのバンドを率いて出演していたのですから凄い方です。まさか共演に至るとは思いもしませんでした。
 沙知さんの音は常に明確でスピード感に満ちており、とてもスリリングでした。途中アフロ・ジャズっぽい展開がしばらく続きましたが、
1コードをバックに壮大な物語を描くような紗知さんのソロに驚かされました。もちろん珠也さんの演奏にもいつもながらほれぼれしました。《両手に花》(もちろん沙知さんと私の事です)も幸いしたのか、この3人特有のサウンドになったのではないかと思います。ぜひまた共演させて頂きたいです。

Sachitamayamichiyo

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