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2010年12月26日 (日)

八木、本田、壺井トリオ

 この頃は冬らしく寒くなり いよいよ年の瀬が迫って参りました。皆様、風邪などひいていらっしゃいませんでしょうか?私は今夜、寒さが吹き飛ぶ様な音楽を才能ある本田珠也さん(ds)、壺井彰久さん(vln)と共に演奏します。私にとっては今年の弾き納めでもあります。場所は臨場感溢れる西荻アケタの店。皆様と共に大切な一時を過ごしたいと思っています。ぜひお越し下さいませ。

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2010年12月 8日 (水)

2010年度 音楽界 回顧と展望 Part 2

 シッツェルとホーコンの帰国とほぼ同時にヘンリー・カイザー(g)が来日しました。永田町の歯医者さんの帰りに赤坂でヘンリーさんと会いました。お天気が良く、東京といっても永田町は緑が多く、ちょっとしたお散歩気分で赤坂まで歩きました。ヘンリーさんは六本木スーパー・デラックスで行われる『舞技出律句 - Boogiedelic』本番のリハーサルで忙しそうでしたが、とても元気そうでした。残念ながら私はレッスンがあり行かれませんでしたが、来年の3月にロンドンで会う約束をしました。

 さて、今年も残すところあとわずかになってしまいました。12月26日(日)にアケタの店で本田珠也(ds)さん、久しぶりに共演する壺井彰久(vln)さんとのトリオが今年の弾き納めです。皆さんにとって今年のベスト音源そしてベスト・ライヴは何だったでしょうか?26日が終わらない事には、私は決められませんが、その前に12月19日(日)、吉祥寺Sound Café Dzumiにて『混民サウンド・ラボ・フォーラム 2010年度音楽界 回顧と展望 Part 2』が行われます。パネリストは藤井郷子(ピアニスト、作曲家)さん、マーク・ラパポート(音楽評論家、プロデューサー)さん、石田俊一(プロデューサー)さん。司会で企画をなさっている北里義之さんは私のライヴにも積極的に足を運んで下さり、生の現場を常に伝えて下さっています。マークさんに関しては「歯に衣着せぬ」物言いで驚く事が多いのですが、この日も活字にできないような話が出て来るような予感がしています。ただ聞くだけでも面白い一時でしょうが、一音楽ファンとしていろいろ問いかけてみるとさらに面白いのでは。できれば私も行きたいと思っています。

下記は北里さんのmixi日記からの文章です。

 「秋期混民サウンド・ラボ・フォーラムの年末特集は「2010年度音楽界 回顧と展望」です。 日本ジャズの歴史にもコミットした幅広い制作をつづける doubtmusic の沼田順氏、 「実験音楽」をふくむ最先端の音楽をプロデュースする ftarri レーベルの鈴木美幸氏、 演奏活動で世界中を飛びまわっているピアニストの藤井郷子氏、 日本にはまだ紹介されていない海外のすぐれた音楽活動を率先してプロデュースしている マーク・ラパポート氏、そしてシリーズ公演「Extreme Night」で現場の活性化を図る Bar Isshee の石田俊一氏 ── 今年も活発な音楽活動を展開したこれらの方々に 集まっていただき、昨今の音楽の流れについて語りあうフォーラムを企画しました。
 まずは今年一年の出来事をふりかえりながら、あわせて、ここ数年の音楽の流れについても議論ができればと思います。それぞれが思い描いている音楽地図をつきあわせることで、音楽における現代的なるものが浮き彫りになるのではないかと思うからです。タイトルにある「音楽界」は複数形とご承知ください。個別の耳に徹しながら、同時に全体を指向する試みとご理解いただければさいわいです。」

予約・問合せ: TEL.03-3731-8191/omba@w2.dion.ne.jp(音場舎)

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2010年12月 4日 (土)

霜月から師走

11月24日(水)
 30日(火)まで愛知県での教授活動。
 この日は、来年に演奏予定の私がアレンジした曲を高橋弘子、関衣久美、加藤卓子に弾いてもらいチェック。

11月29日(月)
 シッツェル・アンドレセン(voc)とホーコン・コルンスタ(sax)さんとのデュオ公演が名古屋のKD Japonで行われるという事で、生徒関係10名ほどを誘って聴きに行きました。初めて行ったこのライヴハウスは鶴舞駅の高架下にあり、電車が通る度に音が鳴るどころか、机や椅子まで揺れていました。そりゃあそうですよね、高架下なんですから。第一部のシッツェルさんのソロでは、ときどきそんな雑音を気にしながらも、フィヨルドの大自然の中に誘われた感じがしました。久しぶりに会ったhibikyさん、東京に何度も足を運んで下さった宮田さんともリラックスして話す事ができ、音楽も堪能しました。

11月30日(火)
 我が研究室の演奏会用に古典を1曲アレンジしました。いかに古典の精神性を失わずに17絃箏を加えたアンサンブル曲にするかがテーマでした。高橋弘子に手伝ってもらってチェック。まぁまぁ上手くいったのではないかと思っています。来年6月に演奏予定です。

12月1日(水)
 帰京。夜は六本木スーパー・デラックスへシッツェルさんとホーコンさんのデュオを聴きに行きました。先鋭的であるものの、終始落ち着いた内容で、何もかもを包容するような温かみのあるサウンドに魅了されました。

12月2日(木)
 シッツェルさんとデュオ公演。
 ブッゲ・ヴェッセルトフト氏が私とシッツェルさんの共演を予言したように、私も彼女の声そのものに自分の楽器に近いものを感じていました。例えば彼女が「ya」と発声した音の情報量が、箏の「テン」と弾いた時の情報の多さに通じているのです。お互いの音そのものが溶け込み合う感じがしました。ですからなるべく糸や木の質感が出せる様な演奏をするよう耳を傾けました。そのありのままを生かしてシッツェルさんと音楽を作るという事が私の中でのテーマでした。
 2部ではホーコンさんにも参加してもらいトリオで演奏。彼のスケールの大きさに改めて驚きました。
 会場には三重県から聴きに来てくれたhibikyさんを始め、音楽家の友人や知人が大勢聴きに来て下さり、終演後も会場が沸いていました。皆様に心から感謝致します。シッツェルやホーコンとは更なる共演やアルバム制作の可能性もあり、とても楽しみです。

20101202_02     ちなみにホーコンさんとシッツェルさんは前夜のスーパー・デラックスでの演奏を聴きに来て下さった鈴木慶一さん(ムーンライダーズ)のソロ・アルバムに急遽参加する事になり、終了後、目黒のスタジオへ移動。ホーコンがソロを提供した曲は何と「Witchi-Tai-To」。かつてこの曲を録音しているヤン・ガルバレク直系のホーコンは適役中の適役。関係者の皆さんはさぞかし驚かれたでしょう。鈴木さんの耳の鋭さに脱帽です。 20101202_04

12月3日(金)
 ビルボード東京へホーコンと家人と私の3人でデイヴィッド・サンボーン(sax)のトリオを聴きに行きました。  サンボーンの張りとツヤのある音色はいつも変わりなく、スターの貫禄に満ちあふれていました。終演後の彼はいつもフレンドリーで、私の今の活動内容も熱心に聞いてくれました。
 その後シッツェルさんと今回の日本ツアーに同行したエンジニアのアスレさんと合流し、打ち上げ会をしました。今回の日本ツアーでいかに日本人が親切で優しいかを知ったと3人とも口々に言い、その表情にツアーの成功ぶりが伺い知れました。彼らが帰国するとようやく9月初頭に始まった家人のハードな毎日も一区切りになります。音楽を創作する事は簡単とは言えませんが、その音楽を社会と接点をもって紹介したり批評したりする仕事は大変です。ましてや時差のある海外とのやりとりをしながら日本で仕事をするには、コンピューターが仕切るこの時代、一日24時間あっても足りず、私の来年の仕事の調整(日本と海外)も加わっているので終わりがありません。その甲斐あって大切な友人の笑顔を見る事ができました。

12月4日(土)
 午前中レッスン。午後、ホッピー神山さんがいらっしゃいました。来年の仕事の打ち合わせです。ジム・オルークさんと家人の会話にはなかなかついていけませんが、ホッピーさんとの会話も濃いです。打ち合わせよりも彼らの話を聞いている方が興味深く、勉強になります。
 夜、来日中のヘンリー・カイザー(g)氏から連絡有り。

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