2011年3月29日 (火)
3月3日(木)
Evan Parkerとリハーサル。時間よりも少々早く来て下さったエヴァンさんは片手にクラリネット、片手に花束を。先日アップした沈丁花の様な花は彼がプレゼントして下さったものです。彼は園芸好きとのことですが、リハに花束を持参してくるなんて、にく〜い!背中姿は同胞のペーター・ブロッツマン氏と同じ香りするのに、この粋な演出は随分とペーターのスタイルとは違います。でも、きっとハートは共通するものがあるのでしょうね。エヴァンさんはペーターさんの事を「すごく良い仲間で、一度も喧嘩をした事がない」と仰っていました。
さて、リハーサルは共演する「十六夜」の進行を私が演奏しながら話しただけで、あとはエヴァンさんが考える音楽についてや、ご自身のこれまでの事をたっぷり聞き、それで終わってしまいました。音楽の評論やプロデュースをする立場にある家人は、滅多に聞けない珍しい話に大喜びでした。
言うまでもなく5日の本番は皆さんの御陰で素晴らしい一時を経験する事になりました。私にとって歴史的な一夜であった事は言うまでもありません。
写真は公演終了後にエヴァンと共に撮ったものです。その後、エヴァンさんからは地震による心配のメールを頂きました。東京では普通に過ごすだけでもエネルギーを要する毎日ですが、一つ一つ丁寧に動いていきたいと思います。
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