2011年9月26日 (月)
ジャン・ピエール・ジュネ監督の「ミックマック」を見ました。監督業もこなすDany Boonさんが演じる主役のバジル。マッツ・グスタフソンさんに面影が似ており、二重に楽しめました。
さて、秋はヨーロッパ勢が再び元気に来日します。皆様とどこかでお会いできる事を楽しみにしております。
10月5日(水)
八木美知依(21絃箏、17絃箏、voc)+ユーグ・ヴァサンサン(cello/electronics)+田中徳崇(ds)+須川崇志(b)
会場: 西荻窪アケタの店
開場19:00、開演19:30
チャージ: 2500円(1ドリンク付き)
10月7日(金)
八木美知依(21絃箏、17絃箏、voc)+本田珠也(ds)+ユーグ・ヴァンサン(cello/electronics)
会場: 桜木町Jazz Spot Dolphy
開場19:00、開演19:30
前売り3000円、当日3500円
お問合わせ・ライブ予約⇒Tel: 045-261-4542
10月15日(土)
『ペーター・ブロッツマン生誕70周年記念~ブロッツフェス 2011』
ペーター・ブロッツマン(sax、cl 他)、フレッド・ロンバーグ・ホルム(cello)、ポール・ニルセン・ラヴ(ds)
ゲスト: ジム・オルーク(g)、八木美知依(21絃箏、17絃箏)
会場:新宿ピットイン
Tel: 03-3354-2024
開場19:30、開演20:00
前売4500円、当日5000円
10月20日(木)
ペーター・ブロッツマン(サックス)• 八木美知依(21絃箏、17絃箏)• 本田珠也(ドラムス)
開演: 午後7時30分
会場: 西荻窪アケタの店
料金:予約3000円、当日3500円(1ドリンク付)
問い合わせ: 平日午前10時〜午後6時(Tel: 03-3396-1158 / アケタ西荻分室)、夜間午後7〜11時(Tel: 03-3395-9507 / アケタの店)
2011年9月16日 (金)
9月15日(木)
弟子の原田佐知子と高橋弘子が愛知県みよし市文化センター・サンアートのロビー・コンサートで演奏しました。曲は私がアレンジした独奏曲「ほたるこい」と沢井忠夫作曲「百花譜」。終演後、まず原田から「個人的には反省する事も多々ありましたが、お客様は喜んで下さったようです。反省点は必ず今後に役立てていきたいです...」と丁寧な電話をもらいました。高橋からは「箏の概念を変える様な演奏でした」と声をかけて下さった方もいらしたとの連絡が入りました。30分間と短い時間ではありましたが、充実したコンサートの様子がうかがえ、喜んでおります。原田佐知子はみよし市で、高橋弘子は私の代稽古だけでなく東海市でも教室を開いており生徒さんも徐々に増えつつあります。これからの二人の活躍を祈っています。
ところで昨年シッツェル・アンドレンセンさん(voc)と共に来日したサックス奏者ホーコン・コルンスタさん。オペラ歌手を目指すべく声楽に取り組んでいると言っていましたが、早くも成果が...
2011年9月15日 (木)
9月11日(日)
蒸し暑い一日でしたね。
せんがわ劇場にお越し頂いた皆様、ありがとうございました。
フェスティヴァルの良さは、一日にして大勢の音楽家に会え、その音楽を聴く事が出来る事にありますが、久しぶりに会えた人が多く、演奏以外にも充実した時間を過ごす事ができました。日本国内ではめずらしく個性的なフェスティヴァルです。長く続く事を祈っています。巻上さん、坂本さん、藤原さんをはじめ、劇場やボランティアのスタッフの方々。お世話になりました。
9月14日(水)
今日も暑かったですね。
日本ツアーを終えたノルウェーのカンテレ奏者シニッカ・ランゲランさんと日比谷で打ち合わせ兼食事。なんだか、シニッカさんはノルウェーの家族といった感じですね。
夜はMちゃんのレッスン。10月に友達の結婚式で演奏するというMちゃんは腕に磨きがかかっていました。秋は芸術の季節なんでしょうか。Mちゃんだけでなく、多くの生徒達に本番があります。人前で演奏するには技術だけでなく精神的な強さも必要です。また、本番に向かっての練習では、避けていた弱い自分と向き合わなくてはいけないという局面も出てきます。わずかな演奏時間の中で誰もが人生の縮図を経験します。とは言っても、小学生の生徒達に「人生の縮図」ってピンとくるかな〜?まぁ、演奏は人生を豊かにする事はたしかです。みんな、それぞれの課題を乗り越える事ができたら、知らないうちに豊かな人生が待っています。
約束します。
2011年9月 5日 (月)
9月2日(金)
催しの多い週末、おまけに台風の接近。そんな中お越し頂いた皆様、ありがとうございました。新曲「吸って、吐いて」...じゃなくって「森の中へ」はいかがでしたでしょうか。こういった世界観を以前から出してみたかったので嬉しい初演でした。これからどんどん熟成させて聴いて頂きたいと思っています。次はぜひ9月11日(日)の『Jazz Art せんがわ 2011』へお越し下さいませ。
9月3日(土)
昨夜は演奏後もテンションが下がらず、殆ど眠れませんでした。正午には家を出て代官山でノルウェーのカンテレ奏者シニッカ・ランゲランさんのランチタイム・コンサートを聴きました。イントロはEBowを使って始まりましたが、単なるエフェクトではなく、その特徴が彼女の音楽の中で生かされており、機材ありきの音楽になっていない事がとても勉強になりました。また、昨年の来日時に私に習った箏のテクニックを使った新曲も披露してくれるなど、楽しい一時でした。歌はもちろん楽器も上手く、考え方が常にポジティブ。やはり個性的な活動を続けているバグパイプ奏者エリザベス・ヴァトンさん同様、とても明るいエネルギーを感じます。言うまでもなく先駆者は孤独なものですが、そういう看板をかかげるよりも、彼女のような生き方をする方がもっと大変なはず。私もこうでありたい、と思いました。シニッカさんは東京ジャズ・フェスの最終日に続き、札幌などでも公演を続けた後、来週には東京に戻って来るとの事で、再会の約束をして別れました。
代官山から日比谷に向い、東京国際フォーラムでオーストラリアの偉大なピアニスト、マイク・ノックさんのトリオを聴きました。マイクさんは2年連続の来日。東京ジャズ初日は日野皓正さんと共演し、来週はバークリー音大で同級生だったという渡辺貞男さんとツアーされるそうです。まるで人の声で物語を語るように中音域を中心に展開された演奏は知的な魅力に溢れていました。エリオット・シャープとのデュオCDを「ちょっとアヴァンギャルドなんですけど」と言いながら手渡すと、「ノー・プロブレム!本当は私もアヴァンギャルド指向なんだよ」と嬉しそうに仰っていました。
麻布のニッシン・ワールド・デリで買い物を済ませ、紀尾井町のAux Bacchanalesに到着した午後6時頃は疲労がピーク、胃もヘトヘト。がっつりフレンチを食べる元気はありませんでしたが、幸いメニューに大好物のブイヤベースを発見。魚と野菜のエキスがたっぷり入ったスープにラングスティーン2匹や金目鯛と真鯛の切り身やムールやアサリ。ここへ来て良かった!
帰宅後、初回から欠かさず見ているTVドラマ・シリーズ『Medium』の録画をオン。主人公の霊能者アリソン・デュボアは自分が見る夢をヒントに次々と事件を解決していくのですが、しばらく見ているとまぶたが重くなり、いつの間にか私の方が夢の中へと消えて行きました...
9月4日(日)
東京レッスン日。起床しても疲れはとれていませんでしたが、不思議な事に教え始めると気持ちがすっと晴れて元気になるのですね。お稽古を始めて3年になるMちゃんは来月、友達の結婚式で独奏する予定。頑張ってね!
2011年9月 1日 (木)
八木美知依ダブル・トリオにはベーシストが2人いて、私が17絃を弾くときはドラムス以外はすべて低音楽器となります。個性の異なる2人の優れたコントラバス奏者と共に今までにないような重低音サウンドを作るのはとても面白く、更に音色を増やすため、曲によって須川さんにチェロを弾いてもらうこともあります。そして新曲「森の中へ」ではついにベース・ギターもお願いし、コントラバス+ベース箏+ベース・ギターという(前代未聞?の)トリプル・ベース編成となります。私は先日購入したとってもかわいいエフェクト・ボックスも使うつもりです。台風の動きが気になりますが、私たちはガンガンやりますので、明日(金)はぜひピットインにお越し下さい。

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