« 2011年11月 | トップページ | 2012年1月 »

2011年12月31日 (土)

振り返って

1月
 私流の正月料理を作りながら、朗読「ごんぎつね」の音楽を作曲。
 太田恵介さん(vl)と恒例の年初めセッション。もちろん来年も大泉学園インFで。
 弟子ひとちゃんの公デビュー。
 埼玉「蔵の音」。

2月
 秋田昌美さん(エレクトロニクス)の演奏を初めて生で聴く。内臓が振動するほどの音量を体感。しびれました。
 ポール・ニルセン・ラヴさん(ds)、ラッセ・マーハウグさん(electronics)とレコーディング。けっこういいものができたと思う。
 ジム・オルーク(g)さんと初デュオ。彼とはLIVE会場でも良く会うので、初めてデュオで共演するという気がしませんでしたが、これも今年の2月だったのですね。夏のような気がしていました。人の記憶って曖昧ですね。

3月
 ロンドンでリサイタル。ホテルの部屋にエヴァン・パーカーさん(s)がリハに来て下さり、その朗らかな大物ぶりに感動。
 永田町の歯医者さんに通い始める。
 高橋と協力して6月の我が教室の演奏会の練習を本格的に進める。

4月
 ソロとユーグ・ヴァンサン(cello)とのデュオを中心にベルギー、スイス、イタリアで公演。ベルギーではEric Thielemansさん (drums, percussion)を含めたトリオ公演も。ユーグはもちろんですが、エリックともまたいつか共演したいですね。
 地震の影響で次々と来日公演が中止。地震当初から海外メディアではしっかりと現実をとらえたニュースが出ており、日本で見聞きする情報との差に驚く。
 そんな状況の中、八木美知依ダブル・トリオ公演には大勢の方々が来て下さり、感謝。

5月
 四谷茶会記 で大谷安宏さん(ラップトップ、ギター)とデュオ。昔からお名前は見聞きしていたのでどんな大御所かと思いきや、柔軟ですっきりした音楽とご本人に少々びっくり。また共演したいです。
 下北「風知空知」で松浦このみさん(朗読)と始めた「箏の顛末」シリーズ。言葉は音楽であると改めて実感。
 アンジェラ・アキさんとレコーディング。気さくで素敵な方でした。
 メールス音楽祭出演に向け、ピットインで八木美知依ダブル・トリオ公演。

6月
 『八木美知依箏曲研究室演奏会』 常滑市民文化会館大ホールにて。ゲストでお越し頂いた松浦このみさんの朗読も私の新曲も好評で良かった。何よりも研究生一同の努力の賜物でしょう。
 八木美知依ダブル・トリオでメールス音楽祭出演。アンコールが時間の都合上できないとわかるとブーイングも出るほどの好評で、とにかく驚く。
 NHK「花鳥風月堂」をKokooで収録。

7月
 母と小旅行。
 本田珠也さん(ds)企画「Bass Voodoo」にゲスト出演。音そのものに生きている実感がある音楽だった。

8月
 八木+珠也さん+吉田隆一さん(s)。
 八木+珠也さん+竹内直さん(s)。

9月
 八木美知依ダブル・トリオ@ピットイン。レパートリーが増えてきました。

10月
 4月にヨーロッパツアーを共にしたユーグ・ヴァンサンさん(cello)が来日。
アケタの店でユーグ、田中徳崇さん(ds)、須川崇志さん(b)とカルテット
久しぶりの横浜ドルフィー。ユーグと珠也さんとトリオ。
 ペーター・ブロッツマン(s)、ポール・ニルセン・ラヴ(ds)、フレッド・ロンバーグ・ホルム(cello)来日。私とジム・オルークさんが加わりピットイン公演。
 ペーターさんと珠也さんとアケタでトリオ。

11月
 オーストリア、ヴェルス市『Music Unlimited XXV』。ペーターの招聘により日本人音楽家が数多く出演。彼が持つ魂は東洋人が言う義理人情と何ら変わりはない。フェスティヴァルの内容も実験的でありながら夫々飽く事がない、素晴らしいものばかりだった。
 渋谷WWWにて坂田明さんのトリオに山下洋輔さん(p)、ジム・オルークさん(g)と共にゲスト出演。

12月
 岐阜県多治見市南姫公民館にて公演。聴きなじみのあるものから始まり、スティックなどを使ったオリジナル曲まで演奏。

 今年もいろいろな事を経験させて頂きました。
 弟子達は、高橋弘子、原田佐知子を中心に様々な公演にとても意欲的に取り組み、成長しました。
 来年もきっと多くの素晴らしい出会いがあるでしょう。今年培った事を大切にしながら進んで行きたいと思っています。
 皆様、どうぞ良いお年を。  

Door

| | コメント (0)

2011年12月27日 (火)

弾き納め

12月24日(土)
 東京は今年最後のレッスン日。それぞれみんなよくやった年だったと思います。
 昨日、高橋弘子、原田佐知子、美結ちゃん、恭子ちゃんが豊田地域文化広場で演奏しました。クリスマス寸前とあって子供たちの衣装はサンタさん系。垂れ幕はお正月を意識されたのか紅白でおめでたい感じです。演奏した曲はラファエル・エルナンデス作曲「エル・クンバンチェロ」、吉村弘作曲「HO・NA・MI」、平井康三郎作曲「子守唄変奏曲」、映画『メリー・ポピンズ』の挿入歌として有名なシャーマン兄弟曲「チム・チム・チェリー」、同じくシャーマン兄弟の「小さな世界」、そして沢井忠夫作曲「鷹」でした。これで大人も子供も今年の弾き納めとなりました。来年も箏の魅力を存分に味わい、人生を豊かにして欲しいと思っています。高橋は私の愛知県常滑市の教室の代稽古の他、東海市でも教えていますし、原田はみよし町で教えています。少しでもご興味のある方は、深く考えず、気軽にお問い合わせ下さい。楽しい音楽生活を始めませんか?
Pc230442

 

| | コメント (0)

2011年12月22日 (木)

怪談

 多治見市南姫公民館にお越し下さいました皆様、ありがとうございました。お聴きなじみの曲から私のオリジナル曲まで、様々な内容で楽しんで頂けるようなプログラムにしましたが、私自身も楽しんで演奏させて頂きました。また、スタッフの皆様も素晴らしい方々ばかり。
 帰京後、来年1月28日に催す『雪女の夜』の構想をねるため小林正樹監督の映画『怪談』を見ました。音楽は武満徹さんです。ご存知「耳なし芳一」では琵琶が存分に使われていました。やはり日本の物語を語るには音色豊かな邦楽器はぴったりだと改めて感じました。朗読の松浦このみさんと共演させて頂く作品は小泉八雲の「雪女」と内田百閒の「花火」です。どうぞお楽しみに。

5_3

| | コメント (0)

2011年12月14日 (水)

Fly Me To The Moon

 12月16日(金)の22:00、NHK-Eテレ『花鳥風月堂』にてジャズのスタンダードナンバー「Fly Me to the Moon」を中村明一さん(尺八)と磯貝真紀さん(17絃箏)のトリオで演奏します。今回は夏に放映された「パープル ヘイズ」と違い、しっとりとした演奏です。ぜひご覧下さい。

| | コメント (0)

2011年12月 6日 (火)

上を向いて歩こう

 今月17日(土)、岐阜県多治見市の南姫公民館で高橋弘子(箏、17絃箏)と共に公演を行います。聴いて頂く皆さんに少しでも箏を身近に、そして素敵な楽器だと思って頂けるよう、耳なじみな曲も演奏します。まずは私の師匠が編曲した「さくら」をテーマにした箏独奏曲。そして私が二重奏にアレンジしてみた中村八大作曲「上を向いて歩こう」。高橋には楽譜を送ってあり、来週早々にリハをします。頭の中で想像し、ピアノで弾いて試してみても、実際に箏で合奏してみるとその音色の複雑さに驚く事がしばしばです。
 多治見市のはからいで気軽な入場料設定になっております。お誘い合わせの上、日本の伝統楽器の響きを生で聴いて頂きたいと思っております。
 
12月17日(土)
『ミュージックトレイン』
会場: 岐阜県多治見市 南姫公民館大ホール(Tel: 0572-29-4880)
開演: 14時
参加費: 800円
出演: 八木美知依(21絃箏、17絃箏、歌)、高橋弘子(箏、17絃箏)
曲目: 二つの変奏曲より「さくらさくら」沢井忠夫作曲、「HO・NA・MI」(吉村弘作曲)、「上を向いて歩こう」(中村八大作曲、八木美知依編曲)、「River Man」(ニック・ドレイク作曲、八木美知依編曲)、「Rouge」、「十六夜」、「Song of the Steppes」(以上 八木美知依作曲)他

| | コメント (1)

2011年12月 5日 (月)

17絃箏

 私の教室の生徒たちは、たぶん全員17絃箏が大好きなのだと思います。
 小学生は「Cool!カッコいい〜」、そしてお孫さんがいらっしゃる年齢の方々、もちろん男性も含めて「本当に深くていい音ね」「お箏より好きだわ」などという方が多いです。17絃箏を習いたいと門を叩いて来られた方も数名おります(もちろん最初は13絃のお箏の基本からスタートしますが)。ようするに17絃箏はちょっとした憧れの対象。箏に比べると歴史はとても浅く、大正時代に宮城道雄先生が考案されたものだというのに、箏よりも遥か昔の大陸の響きさえ感じさせます。
 私もニック・ドレイクの「River Man」やスタンダード曲「Where Flamingos Fly」などを17絃箏用にアレンジしたり、「十六夜」「Rouge」「Bicycle Ride」などの曲を17絃のために書いています。
 という事で東京のお弟子さんのひとちゃんも念願の17絃を購入。楽器屋さんから「良い木が見つかりました」との連絡を頂いて1ケ月ちょっとで届きました。今回は弾き比べての購入という訳ではありませんでしたが、私も納得の一面でした。
 17絃箏が家で眠っていらっしゃる皆様。ぜひ湯単を開けて弾いてみてはいかがでしょうか。
 Dscn23310
弾く人の手の幅や形に合わせて、枕角に糸道をつけてもらっています。

Dscn23300
しっかりした良い音に私も顔がほころんでしまいます。

| | コメント (0)

2011年12月 2日 (金)

師走

 いよいよ今年最後の月になってしまいました。皆様にとってどんな年であったでしょうか。
 ところで先日、時間に余裕があったので、懇意にして頂いている歯医者さんに4時間をかけて5本の治療をしてもらいました。ずいぶん昔に奥歯の虫歯治療した時に詰めた銀を取り出し、最新の歯と同じ色の詰め物に変えました。美しい女医先生の「歯は自分が親から頂いたものを一生使うのが絶対良いに決まっているのよ」という持論を元に、少しずつメンテナンスをしてもらっているおかげで、私の歯は徐々に見た目から奇麗になりつつあります。麻酔を打っているのでひどい痛みは伴いませんが、さすがに3時間ほど口を開けているのは疲れますね。帰宅後、しばらく横になっていました。
 夜はMちゃんのレッスン。友人の結婚式で演奏して以来、素晴らしい上達ぶりです。やはり、上達するには人前で演奏するのに限りますね。
 その後、中目黒「tatsumi」でとても遅い夕食。パクチーとセルバチコのサラダ、ブーダン・ノワールとマッシュポテト、豚のオッパイと白菜のクリーム煮、白インゲンとアキレス腱の煮込み、メニューには載っていなかった雉料理などを頂き、その力強さに神経が高揚し、治療をし終えたばかりの歯の鈍痛も忘れるほどでした。
 皆様、風邪などひかれませんように。

| | コメント (0)

« 2011年11月 | トップページ | 2012年1月 »