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2012年7月20日 (金)

としとったお母さん

  朗読の松浦このみさんが8月5日(日)、湯島にある居酒屋さんで原爆にちなんだ詩を読まれるという事で、被爆2世である家人の広島弁を聞きにいらっしゃいました。作品は峠三吉の「としとったお母さん」。内容は、原爆投下後の広島市内で家族を探して歩いたある母親の詩でした。この詩を読んで驚いたのは、まるで義母と同様の体験だったからです。でも考えてみたら、そりゃあ、そうです。この原爆によって十数万人の人が亡くなったのですから、生き残って歩ける人たちはみなそうしたのでしょう。義母は、いろいろな病気はあったものの、85歳になる4年前まで立派に生き抜きました。そのような過去を物ともせず、口紅やマニキュアが落ちているところを見た事がないほどのおしゃれで、料理上手で、パワフルな女性でした。
 人間は時に現実に押し潰されそうにもなりますが、それを乗り越える力をも持っていると証明してくれた身近の一人です。
 このみさんの朗読もただ悲しいだけではなく、力をもらえるものです。ご盛会をお祈りしています。Photo

 さて、明日はひとちゃんが『Jazz Art せんがわ』の自由即興セッションで演奏します。楽しみです。

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