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2013年9月30日 (月)

次の世代

 先日、愛知県みよし町みよし文化センター サンアートで原田佐知子を始めとする生徒達が短いコンサートをしました。その折の写真が送られてきたので紹介致します。人前で音楽を演奏するという事は非日常な行為です。その尊い時間をみんなで満喫したようでした。
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 再来月は東京の生徒、小山ひとみが江古田Cafe Flying Teapotで『ニッポニア音楽会』というライヴを主催します。動物好きの小山は朱鷺の学名ニッポニア・ニッポンから催しの名を拝借したとの事。個性溢れる演奏となりそうで、頼もしい限りです。次の世代が心地よく箏が弾ける様、微力ながら応援しています。

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2013年9月27日 (金)

楽しかったスーデラナイト

9月26日(木)

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 六本木スーパー・デラックスにお越し下さった皆様、ありがとうございました。日本初来日だったRobblerobbleの演奏に続き、私達トリオは凄く楽しんで演奏しました。ダブル・トリオとは違った自由さのある、須川崇志さん(b)、田中徳崇さん(ds)とでしかできない音楽を客席の皆様と共有できたのではないかと思っています。彼らとは来月も共演します。才能豊かな音楽家たちとまた会えると思うと気持ちがワクワクします。内容はこちらです。

『Samuel Blaser〜驚異のトロンボーン』
出演: サミュエル・ブレイザー(トロンボーン)、須川崇志(b)、田中徳崇(ds)、八木美知依(21絃箏、17絃箏)
会場: 新宿ピットイン Tel: 03-3354-2024

開場19:30、開演20:00
3,000円(1ドリンク付き)


 このトロンボーン奏者、サミュエル・ブレイザーさん。凄い技術と才能の持ち主だと音楽家達の間で評判になっています。私は2nd setからの演奏になるでしょう。1stでBlaser-Sugawa-Tanakaトリオをじっくり聴いて2ndに備えます。その時も皆様にお会いできたら嬉しいです。


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2013年9月25日 (水)

道Dōjō場 Recording / SuperDeluxeでLive

9月22日(日)

 不定期で本田珠也さん(ds)と『道Dōjō場』というユニットをやっています。大抵の場合、私と珠也さんとのデュオにゲスト1名入って頂き、トリオで演奏しています。本日はその道Dōjō場の初レコーディング。そして初ゲ ストは私のリクエストが実り、ポール・ニルセン・ラヴ(ds)!以前から珠也さんとポールさんのツイン・ドラムスと演奏してみたいと思っていたので、嬉しい限りです。

 ポールさんは前日、福岡で本番があったので、新幹線で6時間かけて東京駅に着き、そこでひとちゃんがお迎えして吉祥寺のGOK Soundまで来てくれました。前の晩はきっと飲み会もあった事でしょう。移動時間も長く、さぞかし疲れているだろうと思いましたが、彼が来るとスタジオ 内の空気が一段とエネルギッシュになります。こればかりは存在感といいますか、努力して得られるものではないでしょうね。ジョー・マクフィー(tp)、 ラッセ・マーハーグ(エレクトロニクス)とのレコーディング(発売間近らしいです!)の時も思いましたが、ポールはレコーディングによって叩く内容が全く 違います。今回もそれを反映する素晴らしい演奏でした。

 そして珠也さん。彼と演奏する時に共有する《一体感》は演奏する側はもちろん、聴いている 方々も巻き込む大きなうねりがあると思いますがLIVEだけでなくレコーディングでもそれが実現できたのではないかと思いました。珠也さんのサウンドは骨太な上に品格があり、野性的なのに見事な落ち着きがありました。彼と一緒に世界中の気骨ある方々と演奏してみたい、というのが私の夢の一つです。

 そして、プロデューサーのMark Rappaport。家人です。CD1枚分の構成はすでに頭に入っていて、それを私と珠也さんがいかに期待を裏切るほど良い演奏をするかにかかっていました。私が提案したサウンドも幾つか試しましたが、採用されるものもあれば却下されるものもありました。気兼ねの無いしっかりしたビジョンのあるプロデューサーと組むと音楽作りが楽しくなります。

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珠也さんのセッティング

9月23日(月)

  9月26日(木)六本木スーパー・デラックスで行われる『八木美知依トリオ&ラッブルラッブル』のリハーサルを須川崇さん(b)、田中徳崇さん(ds)と しました。曲は「MZN3」、「Skeleton Key」、「通り過ぎた道」と「Rouge」の4曲演奏する予定です。「Skeleton Key」とは直訳すると骸骨キー。合鍵という意味です。合鍵のある人にしか見えない風景、といいますか、見えたり聴こえたりした人は合鍵を持っている証と いう事でもあります。ノリさんや須川さんにも沢山のアイデアを出して頂き、楽しいリハでした。私は、いろいろな音楽を演奏しますが、明日9月26日(木) は、このトリオでしか実現できないサウンドを目指します。

 一緒に出演するラッブルラッブルはノルウェーのスタ ヴァンゲル市から初来日するクインテットです。リーダーは作曲家でベーシストのJohn Liljaさん(スタヴァンゲルと言えばポール・ニルセン・ラヴの故郷でもありますが、この2人にはFrode Gjerstadのバンドでの共演暦もあります)。海外のフェスティヴァルあたりで会っていそうなものですが、実は私も初めて聴くバンドです。そういった意味でも明日は楽しみにしています。ぜひ皆様ご一緒して下さいませ。
 

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須川さんは小さいサイズのベースで現れました

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2013年9月19日 (木)

JAZZTOPAD 2013

"JAZZTOPAD 2013"
Filharmonia Wroclawska, Wroclaw, Poland

11月23日(土)
『東京ジャズ・フェスティヴァル プレゼンツ Michiyo Yagi Trio Deluxe』
• 八木美知依(21絃箏、17絃箏、歌)
• 今堀恒雄(g)
• 吉田達也(ds)

 ...という事で『八木美知依トリオ・デラックス』と、まるでピッツァかアイスクリームのようなかっこいい(?)名前のバンドでポーランドのジャズ・フェスティヴァルに出演します。

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 でもそれまでにいろいろあります。まずははこちら:

『八木美知依トリオ & Robblerobble』
• 八木美知依トリオ: 八木美知依(21絃箏、17絃ベース箏、歌)、須川崇志(b、cello)、田中徳崇(ds)
Robblerobble (from Norway): John Lilja(b), Petter Frost Fadnes(s), Dominique Brackeva(tb), Vidar K. Schanche(g), Ståle Birkeland(ds)

9月26日(木)
会場: 六本木SuperDeluxe
開場19:00、開演19:30
予約2500円、当日3000円(ドリンク別)


 ぜひお越し下さいませ。

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2013年9月18日 (水)

なっちゃん

 愛知県で教授活動中です。写真は、なっちゃん。中学生になりました。部活はバスケットボール部に所属しているとの事。私は吹奏楽部でしたが、体作りに一生懸命力を注いで下さる先生が顧問だったので、よく走らされました。でも、その時に培った体力のおかげで現在、海外ツアーなどもこなせられていると思っており、感謝しています。なっちゃんもこれから大変な事もあるでしょうが、負けずに頑張って欲しいです。
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 さて、明日はなっちゃんと同世代の高橋美結ちゃん、原田萠々子ちゃん、山本恭子ちゃんが原田佐知子、高橋弘子と共に愛知県みよし町みよし文化センター、サンアートで19時より30分間のロビーコンサートに出演します。この3名も学業や部活動が忙しい中、レッスンと両立しながら練習してきました。お時間がある方はぜひ足を運んでやって下さい。

 そして私はこちら:

『八木美知依トリオ & Robblerobble』
• 八木美知依トリオ: 八木美知依(21絃箏、17絃ベース箏、歌)、須川崇志(b、cello)、田中徳崇(ds)
Robblerobble (from Norway): John Lilja(b), Petter Frost Fadnes(s), Dominique Brackeva(tb), Vidar K. Schanche(g), Ståle Birkeland(ds)
9月26日(木)
会場: 六本木SuperDeluxe
開場19:00、開演19:30
予約2500円、当日3000円(ドリンク別)
 
 ぜひお越し下さいませ。

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2013年9月17日 (火)

秋の夜長

9月14日(土)
 東京ジャズで聴いたピョートル・ダマシェヴィッチさん(tp)とゲラルド・レビックさん(ts/laptop)が水道橋Ftarriで浦裕幸さん(ドラムス)、
山口晋似郎さん(electronics)とカルテットをするというので、1stの後半からではありましたが聴きに行きました。無意識だとはと思いますが常にカルテットとしての音楽配分、また時間の配分もされている彼らの即興音楽は特異で、非常に統制されており、魅力的でした。
 また、Ftarriの音響設備はBossのL1システムを使用している事もあり、山口さんが作るホワイトノイズのようなサウンドも非常にふくよかで全体の音楽にとても合っていました。

 さて、現在、愛知にて教授活動中ですが、原田佐知子が高橋弘子、原田萠々子、山本恭子、高橋美結と共に愛知県みよし町のみよし文化センター、サンアートのロビーコンサートに参加します。日時は9月19日(木)19時からの30分間で、「小さな春」(沢井忠夫作曲)、「上を向いて歩こう」(中村八大作曲、八木美知依編曲)、「チャルダッシュ」(モンティ作曲、八木美知依編曲)の3曲です。昨日レッスンをしましたが、まずまずの仕上がりでした。編曲をするにあたり「チャルダッシュ」の転調が最大の問題でしたが、17絃箏のソロを入れ、その間に箏が転調をする等の工夫をしました。結局、絃が13本ある中、18音の転調という数になりました。演奏する右手も忙しいですが、転調する左手も忙しい。その辺りも見物?です。ようやく秋らしくなりましたので、お時間のある方は是非、聴きにいらして下さい。入場無料です。

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散策中に見つけた山帰来の実。

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2013年9月15日 (日)

Terry Nilssen-Love

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 来日中のポール・ニルセン・ラヴ(ds)さんから、画家であるお父様の画集を頂きました。家族全員がお互いを尊敬している素晴らしいご家庭の長男ポールさん。22日に彼と本田珠也(ds)さんとレコーディングをしますが、なんとその日は新幹線で福岡から東京へ移動してそのままスタジオに入り、翌朝早々帰国するというハードスケジュール。
 ホント、忙しいですわ〜、ポールさん。先月もベルリンで会えたし、来月もどこかで会えるのではないかと思ってしまいます。

 ポールさんのスケジュールはこちら

 私はこちら
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『八木美知依トリオ & Robblerobble』
• 八木美知依トリオ: 八木美知依(21絃箏、17絃ベース箏、歌)、須川崇志(b、cello)、田中徳崇(ds)
Robblerobble (from Norway): John Lilja(b), Petter Frost Fadnes(s), Dominique Brackeva(tb), Vidar K. Schanche(g), Ståle Birkeland(ds)
9月26日(木)
会場: 六本木SuperDeluxe
開場19:00、開演19:30
予約2500円、当日3000円(ドリンク別)
 
 ぜひお越し下さいませ。



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2013年9月14日 (土)

芸術の秋?

9月6日(金)

 『Tokyo Jazz "The Club"〜Jazztopad Festival Presents: Poland』という事で、東京駅近くのCotton Clubへ行きました。このJazztopad Festivalというのは11月に私を呼んで下さっているポーランドのフェスティヴァルです。Wayne ShorterやCharles Lloyd、先日ベルリンでもお会いしたWilliam Parkerら憧れの音楽家が演奏する予定なので、出演するだけでなく聴くのも本当に楽しみにしています。

 この夜はMarcin Maseckiのピアノ・ソロとMaciej Obara International Quartetが演奏しました。まずはMarcinさん、左手で7連符など様々なアルペジオを弾きますが、どれも迷いがない確実なタッチ。右手は5連符または左手とは違うテンポでメロディーを奏でたりしていたので、譜面だと思って聴いていたら即興だそうで、驚きました。超人的テクですね。普段どんな練習をしているのでしょうか。それでもこの用な演奏をアカデミックに感じさせないのがポーランドの凄いところです。寒い土壌の上でもユーモアを保ち続けてきた人間の真の強さでしょうか。
 そしてObara International Quartet。速いテンポの即興が続いてもひたすらエンディングまでのダイナミックスをちゃんと演出し、クレッシェンドのカーブを誰一人乱さないという、素晴らしい美学を貫いた演奏でした。東欧も北欧に似ているのかな、というつもりで伺いましたが大違いでした。違う手法とサウンドで世界に出て来た印象でした。メンバーには友人のトーマス・ストローレン(ds)が急遽、出演しており演奏後は近況などを話しました。会えて良かったです。
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9月7日(土)

 レッスンの後、再び東京国際フォーラムへ行き、『Jazztopad Festival Presents: Poland』の演目の一つ、Piotr Damasiewicz (tp) とGerard Lebik (electronics) のデュオを野外プラザで見ました。彼らは大画面に映し出された、エッシャーを彷彿とさせるようなアニメに音を付けていました。かっこいいサウンドにも関わらず、野外であったため他の音楽が耳に入ってきてしまい、集中するのに時間がかかりましたが、人間の耳とは不思議なもので、徐々に気にならなくなってきました。でもこの演目はちゃんと場所の配慮がされていたら、もっと大勢の人を感動させられた事でしょう。そこがちょっと残念。続いてCotton Clubでも聴いたMarcin Masecki率いる Polonezy。マーチングバンドかと思いきや、昨夜同様、変拍子、複雑なハーモニー、休符もかなり多く、とても歩きにくそうな奇妙なポルカ音楽でしたがとても楽しめました。田中ノリさんや木野さんにも会えて嬉しかったです。
 途中、東京文化会館の『ニルヴァーナ〜泥洹〜土取利行 meets サルドノ W. クスモ』を見に上野へ。音楽とダンスだけでなく、天井からつり下げられたサルドノさんの絵やダンスの際に使用された布でできた道具などが渾然一体となった作品で、静謐なものと大胆で太いエネルギーが交錯し、天国と地獄が同居するような世界を見たような気分でした。東京文化会館という閉ざされた空間にして様々な体験をした気分になりました。限られた人のみができる芸術だと思いました。このような企画をされた大林まりさんを心から尊敬します。トークタイムの説明などもとても良かったです。普段クラシックしか聴かない方々もすごく納得しておられ「子供たちにも真の芸術を見聴きさせなきゃね」と仰って帰られるご婦人方を見て、改めて公演の意義を感じました。東京ジャズでもこのような説明が少しでもされていたら、不思議なポルカ・バンドも右手と左手が違う曲を弾いている様に感じるピアノ・ソロも多くの皆さんが、もっと楽しめたのではないかと感じました。
 それにしてもまりさん、美しかったわ〜。
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9月8日(日)
 レッスン後、大急ぎでピットインの昼の部へ。以前、箏のレッスンにいらしたSinikka Langelandさん(voc、kantele)がノルウェーから来日していたからです。シニッカさんはヴォーカル中心の曲をTrygve Seim(ss、ts)、Jo Skaansar(b)、Markku Ounaskari(ds)と演奏しました。限界のある楽器の筈なのに全くそれを感じさせない演出は見事でした。私も頑張らなくては...。ベルリンで聴いたペーター・ブロッツマンもそうでしたが、一線で活躍している人たちは聴く度に新しい《何か》を聴かせたり感じさせたします。

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シニッカさんのカンテレ

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2013年9月 3日 (火)

今月の予定他

 さて、スイス公演というのは顔人(GANJIN)というチェロ、ヴィオラ、ドラムスのトリオに私がゲスト参加し、そこへレナード衛藤さん(太鼓)が加わりフィーチャーするという企画のものでした。ドラムは大島祐子さんという日本女性。リズムセクションを女性が仕切るのはマリリン・マズールさん、スージー・イバラさん同様にかっこいいものです。彼らは、10月に初来日し国内ツアーを展開します。私は10月20日(日)に新宿PIT INNにて再びゲストで参加します。楽しみにしています。

 そして今月9月26日(木)に六本木スーパー・デラクッスにて八木美知依トリオで出演します。ベースは須川崇志さん、ドラムスは田中徳崇さん。彼らとでしかできないサウンドを是非、お聴き頂きたいと思います。この日は初来日となるRobblerobble(from Norway)というベース、サックス、トロンボーン、ギター、ドラムのクインテットのバンドも演奏します。本当に北欧音楽家の力は凄いですね。次々と個性溢れるバンドが出て来ます。
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祐子さんとホテル近くにあった城壁の一部、メリル塔の頂上まで登りました。

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2013年9月 3日 (火)

紙の整理

9月2日(月)

 積み重なった楽譜、海外公演の折りのパンフレット、読んだ本、読みかけの本、買っただけで読んでいない本。紙の整理は、もう一度読み返したり、本棚に置く順番を決めたり、パンフレットに至っては、その時代を思い返してCDを聴いたりしてしまうから時間がかかる事この上ありません。午後から始めて夜になっても終わらず、いろいろな資料に囲まれていると長い間この仕事に携わっているのだな〜、と思いました。ありがたい事です。同じ様な気持ちをスイスでお会いしたレナード衛藤さん(太鼓)も仰っていました。

 そしてポーランドのカーシャちゃんから10月に共演するポーランドの音楽家Waclaw ZimpelさんのCDが届きました。日本では手に入らりにくいものだそうで助かります。やはり皆さんに支えられている、と感じた一日でした。数年後もそのように思っていられるように「兜の緒を締める」といった気持ちになりました。
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カーシャちゃん、ありがとう!いつか日本の生徒さん達と合奏ができるといいですね。

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突然ですがルツェルンで見たヤク。

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