2015年4月29日 (水)
東京レッスン日。「ゴジラ」「海流」「Over The Rainbow」の後、ベルリン在住デンマーク人のベーシストAdam Pultz Melbyeさんが即興をしに、いらっしゃいました。ベースそのものの音が深いだけでなく立ち上がりと切れが素晴らしい。もちろん発想も。今年の秋に芳垣安洋さんと(ds)とKasper Tranbergさん(tp)と日本ツアーをなさるそうで私は新宿PIT INNにゲスト出演します。楽しみです。
Over The Rainbowを演奏するグループに残ってもらいAdamさんと2曲演奏しました。私は、箏チームに指示を書いています。久しぶりに周りの音を聴いて自分の音を決めるという即興学習ができました。個人的には新しいアイデアも湧き楽しい一時になりました。
千葉県からベースを担いで世田谷まで来て、これから新小岩で高岡大祐さん(tuba)と演奏すると言っていました。やはり音楽家はガッツがないといかんね。
そして、もう一つご報告。BBCラジオ3の「JAZZ ON3」で道場が紹介されています。推薦して下さったのは評論家の松尾史郎さんで番組中で私と珠也さんの事など説明して下さっています。ありがとうござました!!
2015年4月27日 (月)
さて5月1日は石橋英子さん企画のこちら!!
「works for everything」
Live: ジム・オルーク(ソロ)、坂田明(s)+道場〜八木美知依(エレクトリック21絃箏、17絃ベース箏、エレクトロニクス)&本田珠也(ds)、石橋英子(key/voc)with 須藤俊明(b)&山本達久(ds)、DJ: 五木田智央
前売り2,500円(+1ドリンク)、当日3,000円(+1ドリンク)
会場: 高円寺UFOクラブ 03-5306-0240(電話予約受付中!)
開場19:00,、開演19:30
フェスの様な楽しい内容。是非、お越し下さいませ。
2015年4月26日 (日)
『ペーター・ブロッツマン JAPAN TOUR 2015』が昨夜、終了致しました。彼の様々なバンドを国内外で見聴きしてきたので、それらとは違う、私自身の個性を実感してもらう様に考えていました。箏という伝統楽器という枠を越え、あくまでも自分が主張できなければペーター・ブロッツマンと共演する意味がありません。若干の不安はありましたが、大物を相手に楽しんで挑もうという男魂に火がつき、自分の予想以上に音楽を進める事ができたように思います。ペーターさんも私の試みを毎回楽しんでくれていました。もちろんそれらは本田珠也さんという希有な存在なくしては語れません。よく「進化し続ける」という言葉が使われますが、まさに珠也さんはそういう方。凄い人です。ペーターさんから次期公演の話も頂き、まずまずの前半戦といった気持ちになりました。お越し頂いた皆様、本当にありがとうございました。
音楽評論家の中川ヨウさんと、左は本田珠也〜!ヨウさんの語り口は実に切れ味がありました。生き方についてもお話して下さり、感動しました。
2015年4月25日 (土)
ペーターさんにとって来日最終日になります。
Tonight !!
『道Dōjō場+ペーター・ブロッツマン』
出演: ペーター・ブロッマン(s、cl)、八木美知依(21絃箏、17絃箏)、本田珠也(ds)
会場: アケタの店 03-3395-9507
予約 3,000円、当日 3,500円(1ドリンク付き)
開場19:00、開演20:00
2015年4月24日 (金)
Tonight !!
私はソロ演奏です。お待ちしております。
『Peter Brötzmann with Strings』
• ペーター・ブロッツマン(s、cl)、灰野敬二(g)、ジム・オルーク(g) トリオ
• 八木美知依(エレクトリック21絃箏、17絃ベース箏、エレクトロニクス、歌)ソロ
会場: 六本木Super Deluxe03-5412-0516
開場19:30、開演20:00
予約3,500円、当日4,000円(+オーダー)
2015年4月22日 (水)
多忙な日々です。そんな中、明日から私の楽しみにしていた日々が始まります。まずは、横浜エアジンにて。
4月23日(木)
『道Dōjō場+ペーター・ブロッツマン』
出演: ペーター・ブロッマン(s、cl)、八木美知依(21絃箏、17絃箏)、本田珠也(ds)
会場: 横浜エアジン045-641-9191
料金: 前売り3,000円、当日3,000円(+オーダー)
開場:19:00、開演19:30
渋谷「食幹」お世話になった東京ジャズ八島さん等と共に
ポーランドから様々なミーティングに来ているピョートルさんと築地にて
築地場内のお寿司屋さんの殆どがご飯は取り寄せています。その中、ご飯を炊いている3件中の1件。ご飯がなくなったら閉店の栄寿司さん。左から2番目はマグロの目の周りの肉だそうです。
入る事ができて良かったです。
2015年4月16日 (木)
4月13日(月)
帰京する予定でしたが午前中に気になっていた曲をアレンジ。また梨桜ちゃんの助演を戸嶋衣久美さんが演奏する事になったので、その最初の合奏に立ち会いました。その後、高橋とミーティング。ゴジラのソロを弾く美結ちゃんのレッスンなど演奏会に向ってすべき事が山積みで結局は愛知県にとどまって良かったです。
カメラの焦点が畳になってしまいました。(トホホ)美結ちゃんの指。琴音ちゃんのお父様、菅沼孝三さんが仰っていた事も参考に指の皮が強くなるまで、この状態で弾き続ける予定です。
4月14日(火)
帰京。
早朝のこの便が無くならない事を祈ります。
帰宅後、Robert Redford主演「All is Lost」を見ました。疲れている時に、こういった映画を見るのは途中で挫折しそうになりますが、最後まで見て良かったと思える映画でした。なんといってもCastがRobert Redfordただ一人。一人で約140分を演じています。懐古する人々も、いっさい出ません。すべての日本映画を批判するわけではありませんが近年のオーバーアクションは非現実的だと思います。
2015年4月 9日 (木)
4月8日(水)
事務能力ゼロの自分にがっくり。
ミス連発でした。でも梨桜ちゃんが、しっかり弾けたので良しとしよう!
4月9日(木)
長野県より琴光堂さんが糸締めに来てくれました。
2015年4月 7日 (火)
4月4日(土)
レッスン。ゴジラがまぁまぁ聴ける様になってきました。そして新作「海流」坂田明さん(サックス、クラリネット)用の楽譜を作り直す作業に入れそうです。
夜、新宿PIT INNへSinikka Langeland(カンテレ、歌)を聴きに行きました。いつも曲を書くにあたって転調で苦労しているので、同じ琴属とはいえ編み機の目を変える様な感じで簡単にカチャカチャとコードを変えていくシニッカさんを見ると羨ましいかぎりです。そして演奏しながら北欧の森やフィヨルド等の自然を歌い上げる彼女独自の世界。素晴らしかったです。「道場〜壱の巻」を渡すと、ゲストにニルス・ペッター・モルベルさん(tp)が入っている事を特に喜んでくれ「以前から、美知依とニルスは絶対に合うと思っていたのよ〜」と。お返しにこちらをいただきました。
4月5日(日)
終わる事の無い事務。このところ、ほぼ毎日、高橋と電話やメールでミーティング。ですから東京と愛知といっても距離感があまりありません。が、愛知の午前10時のレッスンに出かける時は、午前4時半に起きて支度をしているので、さすがに遠いのだと実感しています。
息詰ったのでル・コントワール・オクシタンへ行きました。グリンピースのスープ。春の青い香りが立ち込め、異次元へ連れていってくれました。カスレみたいなお料理とシェフパッションさん定番のデザート。ダークチェリークラフティーとコーヒーでガッツリ栄養補給。
美味しい料理を頂き、幸せで眠くなるかと思ったら五感が冴えてきました。帰宅してから、文章をもう1本書き映画「Gland Ilusion」を見て就寝。
2015年4月 1日 (水)
4月に入ってしまいました。早い、早すぎます。
さて、今日は長年使われていた箏を修理、焼き直した楽器を紹介したいと思います。
私も実際にまだ目にした訳ではありませんが修理をお願いした琴光堂さんから出来上がりの写真が送られ、その仕上がりに私も生徒も驚いています。
まずは、こちら
練習をする事が三度の食事、、の準備より好きなSさん。このお箏は嫁入り前に実家のお母様が買って下さったとの事。50代で私の所へ転門してこられ、それから15年くらいは通って下さっているので50年近く弾いている楽器です。入門当初、新しい楽器の購入の相談をされましたが、まだ鳴ると判断し、この思い出深い楽器で弾き続ける事を提案しました。しかし月日が経ちSさんの練習のせいだけではなく箏の木が若干柔らかかった為、巾柱がかかりづらくなるほど木が丸み帯びてきました。そこで修理と焼き直しをする事に。そして出来上がってきたのがこちら。
新品みたい!!。全く違う楽器ですね。磨いた石と同じで奥にあった別の木目まで見えてきました。木目も綺麗に磨かれ整えてられていますからクリアに響くでしょう。
そして、こちらの楽器。
こちらも練習大好き人間のTさん。固く重〜い楽器です。傷のつき方からみても相当上手い人。NHK邦楽技能者育成会でも卒業時には優秀な成績で卒業。沢井箏曲院、講師試験では賞も頂きました。この楽器で練習しつづけたからこそ17絃箏でも、どでかく、それでいてふくよか、しかも繊細な音色で演奏できる様になった、とも言えます。
その楽器が、このようになりました。
Tさんのお孫さんまで使える位、できるだけ削る部分は薄くして欲しい、とお願いしました。削り焼き直し磨いたら、さらに風格が増した様です。木が堅いので、黒い木目部分、と白い部分の凹凸があまりないように見えます。
という事で楽器についての考えは様々ですが、良い物を購入された方は、このように何十年経っても新品同様にできます。箏は絃は切れても使い回しますし意外とエコな楽器なんです。
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