2015年8月28日 (金)
明日は下北沢レディージェーンにて山本達久さんとデュオをします。
耳を澄まして達久さんの音に集中したいと思っています。とても楽しみです。
それにしてもレディージェーンにドラムスと箏...どんな配置にすれば良いのでしょうか?
8月29日(土)
『山本達久(ds)八木美知依(17絃箏、21絃箏、歌)デュオ』
開場19:00、開演19:30
下北沢レディージェーン
予約2,800円、当日3,200円 [+ drink fee]
Tel: 03-3412-3947 (Lady Jane)、03-3419-6261 (Bigtory)
2015年8月24日 (月)
弘ちゃんのレッスン。遠砧三味線と即興。
そもそも何故レッスンで即興をする事にしたかと言えば、曲を習得する上で即興と同じ様に聴く耳を持つ重要性を感じたからです。聴く耳を持って曲を弾けば音楽はさらに楽しい、と思ったからです。もちろん私が即興演奏をしている訳ですから教室で即興をしないのも変です。譜面なしで演奏するのは苦痛かも知れませんが、喜びにもなり得る魅力あるジャンルだという事も伝えていきたいです。
さて、技術がある弘ちゃんのレッスンでは聴く耳だけではなく、弾いた音について記憶していく事を考えてもらいました。
まっ、難しい事ではありません。私達は毎日即興で考え動いているわけですから。
2015年8月20日 (木)
広島と言えば牡蠣、和食と言えば酔心...という事で酔心の牡蠣飯弁当を持って新幹線で愛知県へ。今時の瀬戸内の牡蠣は海底から酸素と共に冷たい海水を上に上げて育てるので1年中食べられるそうです。それにしても大きかったですね。亡き義母が見たら喜んだ様な気がします。
そして常滑の夜。鈴虫の音が聴こえます。異常な気象が続いているなか、それなりに初秋も感じられほっとしています。
8月29日(土)
『山本達久(ds)八木美知依(17絃箏、21絃箏、歌)デュオ』
開場19:00、開演19:30
下北沢レディージェーン
予約2,800円、当日3,200円 [+ drink fee]
Tel: 03-3412-3947 (Lady Jane)、03-3419-6261 (Bigtory)
2015年8月19日 (水)
アケタの店で演奏した翌日に家人の郷里、広島へ。何年ぶりかに丸々5日間、一切楽器に触れずに料理、掃除(お墓を含む)などをして過ごしました。パン好きの義父の為に8種類の8斤のパンを焼いてみました。もちろんホームベーカリーで。ライ麦パンに入れるヨーグルトはタンパク質や脂質などを考えて種類を変えたり、くるみやキャラウェイシードを入れるなどアレンジして楽しみました。
教室の皆さんにとっては「音戸の舟歌」で有名な地、音戸で捕れたちりめん。広島そごうにて。
広島赤鳥のディアブル。酢が効いていて爽やか。柔らかですが筋肉質な鳥の夫々の部位を楽しみます。
ピーチコンポートとヨーグルトシャーベット。料理でした。ヨーグルトのシャーベットはくっさ〜、とチーズを連想するほど濃厚なシャーベット。黒こしょうが後味に残り、最後まで驚きのデザートでした。甘〜い、柔らか〜い、とは一線を画すフレンチ、ル・ポエト・ラヴァルにて。
明日は、愛知県に移動します。
2015年8月17日 (月)
今年も、多くのドラマーと共演させて頂いています。今年1月からの共演順ですと本田珠也さん、菅沼孝三さん、ジェリー・ヘミングウェイさん、ロジャー・ターナーさん、マニ・ノイマイヤーさん、松下敦さん、皆さん夫々の流派いえ、ジャンルで大活躍なさっている一線の方々。今後も、ヨーロッパやアメリカの方々から共演予定があります。ドラムスは箏同様、シンプルな構造ですので学ぶべき事が多く、現在の私の音楽を培っているのは少なからずこういった経験からだと思います。
さて忘れてはいけないのが山本達久さんの存在。疾速していくスピード感、曲の解釈のこだわり様など素晴らしい方だと思っています。ジム・オルークさんからも絶大な信頼を受けるドラマー山本達久さん。いよいよ初デュオ、お声をかけて頂きました。
ぜひ月末は下北沢レディジェーンへお越し下さいませ。
8月29日(土)
『山本達久(ds)八木美知依(17絃箏、21絃箏、歌)デュオ』
開場19:00、開演19:30
下北沢レディージェーン
予約2,800円、当日3,200円 [+ drink fee]
Tel: 03-3412-3947 (Lady Jane)、03-3419-6261 (Bigtory)
2015年8月16日 (日)
8月14日(金)、西荻アケタの店にお越し頂きました皆様、ありがとうございました。音に生き様を感じる音楽家はそう多くはいませんが、ドラマー本田珠也にしてベーシスト、トッド・ニコルソン。凄いコンビでした。と、いいますか、道場にトッドさんが加わったトリオだったのですが。
この3人の感覚は意外と似ているのでは、と思いました。例えば3人で弓の演奏になった時、その先をどう進行させるかというよりも、そのハーモーニーに耳と精神を滞在させている感覚が同じだと弾きながら思いましたし、ディープでありながらべたべたした音にならないところなど。
それにしてもトッドさんの音といったら。細い体、終始にこやかなその風貌からは想像できない強靭な音と響き。演奏して自分の細胞が目覚めていくような感覚がありました。きっと、聴いて下さっているお客さまにも、そういった気持ちになった方はいらっしゃるのでは、と思いました。
水瀬さんは毎回、わざわざ新潟からお越し頂いているので、うちの新人よりも楽器に詳しいです。そしてキャットちゃん!今月でニューヨークへ帰ります。次の休暇にまた習いに来るそうです。
2015年8月10日 (月)
という事で集まれる人のみで練習している曲を人前で披露し、そのまま即興のワークショップへ。発表会では夫々の努力の跡が見えました。即興では思わぬフレーズやテクニックが演奏され、曲の成果を問う普通のレッスンでは知る事ができなかった一人一人の心の声を聴くでき感動しました。
ほんの数回しか教えていない最も新しい弟子、樋口ひーちゃん。しっかり歌って弾きました。頑張ったね。
中川泰代さん。艶のある音で堂々と演奏しました。
藤澤さん。かなりアヴァギャルドな内面を持っている人。即興では上手くノイズをコントロールしてドラムスティックを使っていました。
挑戦する事が大好きなひとちゃん。「瀬音」を暗譜で弾いてきました。
ちょっと休憩。
即興。リラックスして自分の音、周りの音を聴きます。
みんなの今後がとても楽しみになった日でした。
2015年8月 8日 (土)
ちょっと長ったらしいタイトルですが、身近にいるコピーライターが考えてくれました...
...という事で、数々の伝説を作った、骨太で精神的にも頼れる男前のトッドが来日するというので本田珠也さんとトリオでLiveをする事になりました。もう少し早く連絡をくれたらダブルトリオができたのですがねぇ。でも、とにかくトッドさんの強い希望でトリオで演奏する事になりました。しかも日本語のメールで「八木さんの楽譜、全部持って来ました。」と。嬉しい〜!もちろん珠ちゃんがドラムスだから最強のトリオになるのではないかと思っています。この冬、久しぶりにポール・ニルセン・ラヴさん(ds)、インゲブリグト・フラーテン(b)さんとトリオで演奏する事が決まりましたが、私としては個性は違えど肩を並べる人達だと思っております。トッド・ニコルソンさんが来日しなければ聴けないトリオ。ニューヨークのベーシストの生き様をお客様と共に体験したいと思っています。もしかしたら予約をして頂いた方が良いかもしれません。是非、お越し下さいませ。
さて、月刊『CDジャーナル』8月号に家人によるネルス・クライン(g)さんのインタヴューが記載されています。ファン歴が長いだけに書ききれない事も多くあったと思いますが、良い記事に仕上がったのではないでしょうか。
2015年8月 7日 (金)
猛暑の中、熱い演奏を聴きに来て下さった皆様、ありがとうございました。ホッピーさんと道場のトリオはインプログレテクノナイトだった、と思っております。ホッピーさんの止まらないMCも面白く今までとは一味も二味も異なる音楽になり楽しめました。と、書きたいところですがサウンドチェックが終わった本番直前に21絃箏が故障。うんともすんとも言いません。ひとちゃんと一つ一つシールドチェックをするなど原因を探りましたが不明。応急処置でしのぎましたが約90分の演奏を考え17絃箏のエフェクトを変えるなどぎりぎりまで楽器セッティングに時間がかかりました。これさえ無ければ、もっと楽しめたのではないかと思いました。
暗いですが、昔と変わらず青年の様なホッピーさん。プロジェクターも連動させてのインプロテクノ。素晴らしかったです。
珠ちゃんも清閑に見えました。さりげないテクニックに大物感が漂います。
須川崇志(b)さんファミリーとランチデート。Y'sファミリーセールへ行き、その後私は楽器の修理へ。
須川亜希ちゃん有菜ちゃんと。長男、宗一朗くんは少し見ないうちに、よくおしゃべりができる様になっていて驚きました。
2015年8月 5日 (水)
コロンビア大学生のキャサリン・ワトレーさん。最初に日本のジャズシーンというテーマで論文を書くというので自宅に取材に来てくれました。果たして私がジャズシーンの中にいても良いのか、という疑問はありますがTazikの杉山和紀さんの紹介という事もあり承諾した次第です。そして音楽評論家でありプロデューサーであるMarkとも良く話しをしていきます。そしてそれだけではないキャサリンさん。日本文化にも非常に精通しており和服を着こなし、日本舞踊も習い、という事で日本滞在中の短い期間ですが箏を習う事になりました。
そして「え〜無理矢理発表会!?」と流暢な日本語で返答されましたが9日(日)来られる生徒のみで今、習っている曲をみんなの前で弾きその後、「即興」のワークショップをする事にしました。即興とはいっても自分の弾いた音、他の人が弾いた音を良く聴く。この2点のみに絞った簡単で大切なワークショップ。楽しみです。
吉川晃司さん始め数々のJポップスターからも信頼されている才能豊かなホッピー神山さん。私はアンジェラ・アキさんなどでお手伝いさせて頂きました。変幻自在なホッピー神山さんと道場のセッション。パワフルで叙情的な展開になるのでは、と思っています。どうぞお聴きのがし無く!
2015年8月 3日 (月)
道場(八木美知依+本田珠也)vsジャズ非常階段の感動がさめやらないところ、次は8月6日(木)。渋谷公園通りクラシックスにて道場はホッピー神山さんと共演します。アヴァン・ロックからプログレ。そして歌謡界までその才能が多岐にわたるホッピーさん。道場との合体でどのような音楽になるのか楽しみです。是非、お越し下さいませ。
8月6日(木)
『道場+ホッピー神山 』
出演: 八木美知依(17絃箏、21絃箏)、本田珠也(ds)、ホッピー神山(覆面パト)
会場: 公園通りクラシックス
問い合わせ: yagiquery@yahoo.co.jp
料金: 3,000円+オーダー
開場19:00、開演19:30
2015年8月 2日 (日)
江戸東京たてもの園にお越し下さいました皆様、ありがとうございました。
スタッフの方達と共に夕立の心配をしておりましたが終始、晴れ。しかも木々を抜ける爽やかな風に恵まれ野外で聴いて頂くには絶好の天気となりました。園内で繰り広げられている様々なイベントは素敵な建物が点在する森の中とあって私が知っているど田舎の夏祭りとは一線を画す、やはりジブリの森の中の夏祭りといった風情でした。
曲は少々の即興〜Song of the Steppes(八木美知依作詞、作曲)〜即興〜River Man(ニック・ドレイク)〜水晶の夢(八木美知依作詞、作曲)を演奏致しました。
キャサリン・ワトレーさん。単衣の着物を着て聴きに来てくれました。この日は、浴衣などの着物を着ていくと入園料が20%オフ!という事も手伝って大勢の浴衣姿の方々がいらっしゃいました。園内が日本の夏の風情という感じでとても良かったです。
大変お世話になりました加藤祐士さん、高村瑞世さんと。皆さん、暑い中ありがとうございました。加藤さんには9月4日(金)六本木スーパー・デラックスでもお世話になります。
お付きはひとちゃん、藤澤さん。
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