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2017年12月31日 (日)

一年間ありがとうございました。

 進歩のある、よい一年でした。
 1月にはオーストラリアのプロジェクトに参加。沢井原児さん(s)のバンド東京解放区のLive、そしてレコーディングにも参加しました。2月には初のヴォーカルを中心にしたアルバムの制作をはじめました。坂田明さん(s、cl)と須川崇志さん(b,cello)とのトリオもありました。
 3月にはスーパー・デラックスの15周年記念の一環として本田珠也(ds)さんとのデュオ、道場の新作CD『弐の巻』の発売記念ライヴをさせて頂き、ここでも坂田さん、そして太田惠資さん(vl)、小暮香帆さん(ダンス)と共演。

 八木美知依トリオも楽しかったですし、ジョー・タリアさんと田中徳崇さんのツイン・ドラムスと共にテクノを目指した(彼らがテクノを意識していたか分かりませんが)八木美知依DDTもやりました。

 松浦このみさん(朗読)とのプロジェクト『事の顛末』ではM.R. ジェイムズに挑戦。私の音楽とこのみさんの声、そして小説の内容がぴったりだったと思います。
 更に怒涛の5月には大勢の素晴らしい方々と出会い共演しました。
また、6月には私の教室の演奏会がありまひた。東海市芸術劇場の大ホールとあって、音楽の内容だけでなく集客も心配でしたが、多くの皆様のおかげで大入りとなりました。通常の箏の演奏会とは一線を画す音楽的内容であったと思っております。当日は、生徒一人一人に物語があり、師匠としてはどのストーリーも愛すべきものです。これからも、小さいながらも団体の主宰として皆を引っ張って行きたいと思っております。
 秋にはハン・ベニンクさん(ds)と中国地方2ケ所でデュオ公演。ハンさんからはペーター・ブロッツマンさん(s)同様に「ここから好きなだけソロとってみろ」的な無言の指導があり、音楽の大先輩に(たぶん)気に入られ、育ててやろう、という愛情を感じました。いつか私もこういう人になりたい、と思いました。
 楽譜はあるものの、大人数が阿吽の呼吸で即興ができ、ヨーロッパのジャズ・フェスで引っ張りだこのポール・ニルセン・ラヴ(ds)率いるLarge Unit。新宿ピットインでゲスト出演させて頂きました。百戦錬磨の彼らとのセッションでは、楽譜を進行させながらも自分自身を出し切り、「ジャズ的語彙に頼らない」をモットーとしてのぞみました。結構、面白い出来だったと思います。
 下北Lady Janeでのソロ公演や須川崇志さんとのデュオではアンビエントをテーマにしました。私だからできるアンビエント。これからも続けていきたいと思っています。
 J-POPの仕事としては、池上本門寺と平安神宮で柴咲コウさんのサポートをしました。ほぼ全曲を演奏させて頂く中で、楽器の性質上時間がかかる転調が壁となりましたが、その課題に取り組んだおかげで、どんなキーから始まっても何とかソロが組み立てられるようになり、不得意なコードがかなり減りました。ポップスとは、いろいろな音楽が凝縮されているのだと知る、貴重な経験でした。

 早苗ネネさんのCD発売記念ライヴでも演奏させて頂きました。すごい声量とエネルギーでした。やはりDivaと呼ばれる方々には底知れぬパワーがあります。

 2017年の弾き納めは本田珠也さんとの「道場」でドカーンと一発かましました。

 今年も多くの方々に支えられ進んでこられた一年でした。 来年は、得たものをさらに花にし実にさせられたら、と思っております。どうぞ、よろしくお願い致します。

 さて、元旦午後9時には、平安神宮での柴咲コウさんのライヴがWOWOWで放送されます。プロデューサーの冨田さんが私を野放しにしてくれたので、ディストーション、オクターバー、17絃箏ではファズなど使いまくっています。ものすごく美しい映像と音楽。箏が入っているからとは言え、決してお正月っぽくない、幽玄でオリジナルな世界です。ぜひご覧ください。

 皆様、もうすぐ年明けですね。来年がよい年になりますように。

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