2019年6月13日 (木)
もろもろ
6月5日(木)、公園通りクラシックスにてJen Shyuさん(voc,p,月琴,カヤグム,琵琶、perc)と須川崇志さん(b,cello)とのデュオを聴きに行きました。1stの前半は即興。平安時代の歌のやりとりのように時間軸がゆったりとしており、須川さんに関しては、歌を返すとはいえ、決して前進させず、ある時は別次元から詠む、といった厳か、贅沢な時間が流れていきました。2ndはJenさんの大作。脚本家、歌手、奏者、役者、ダンサーすべてをこなし、我は何者かを見せつける圧倒的な内容でした。しかしその根底には愛を模索する彼女の姿があり、ただの感動とも違う、客席にも考えさせるものがありました。若い友人のこういった姿を見ると、形は違うとはいえ、私は間に合うのか、とも思いますが、彼女の様々な勇気を自分の力に変えて進みたい、と思いました。
6月7日(金)、2ケ月ぶりのジャイロキネシス。ダンサーのマコ・クベックさんに習っています(https://haredance.tumblr.com)。豪雨だったので、近所に越して来たヴォーカリスト三橋美香子さんを誘って車で。時間があえばもっと通い、使いすぎた筋肉をリラックスさせ、使っていない筋肉に力をつけたいと思っています。
6月8日(土)、カール・ストーン(ラップトップ)、ネッド・ロセンバーグ(サックス、クラリネット、尺八)、巻上公一(ヴォイス、テレミン、口琴)と私のカルテット。楽しかったです。特にネッドさんの尺八。昨今、邦山会系の音色を聴くことが多いこの頃、青木鈴慕さんに通じる音色でネッドさん独自のピッチの移動は新鮮で、一つの楽器として受け入れる事ができました。もちろんカールさん、巻上さんの演奏も素晴らしかったです。
6月9日(日)、東京レッスン。演奏会が来月に迫り、どうしても力が入ります。
6月12日(水)、Markの誕生日。私はこの人に出会っていなかったら音楽家として精神的自立ができなかったかも知れません。小学校1年生の頃から一人で映画館に通い、両親から芸術、勉強に関するものであれば惜しみない愛情と経済をつぎ込まれて育ったMark。その才能をプロデューサー、評論家として開花させました。人情味溢れる彼のおかげで母もハッピーにしてもらっています。感謝しています。
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