ポーランドへpcを持参しなかった事、そして時間があればホテルの部屋で帰国後に演奏する曲の練習をしていた、などあり更新が大変遅くなってしまいました。かろうじてfacebookはアップしておりましたので、そちらに投稿した文章を添付いたします。
11月25日(金)
Hamid DrakeさんとのDuo.大歓声を受けました。60分の即興セットでしたが一部、John Coltraneの「Seraphic light」と「Leo」を挟みました。そして後半に私の曲で「通り過ぎた道」を演奏しました。「通り過ぎた道」では前半、後半を私が歌い、その間に私のベースラインでHamidさんがチベット語で歌う特別なアレンジをMarkが提案。その場で歌われた内容は偶然にも「今、歩んでいる道は正しい」とか「その道を勇気を持って進もう」だそうで、慈愛に満ちた彼のチベット語とともに会場がヤバい雰囲気に満ち溢れました。
大舞台の即興演奏でしたが気持ちは走らず、波あり、谷あり、静かな夜あり、唯一無二の音楽家との共演で私自身も感動しました。
ステージ袖で「何から始める?」と尋ねられましたが「まだ決められない」と、言うと「そうだね、天に任せて降りてきたもの演奏しよう。」と上を向いてお祈りされ微笑むHamidさん。美し過ぎて正視できませんでした。笑
終演後は、「Keep going ! Keep going !」と、笑って何度もハグ。
会場でも多くの音楽家やお客様から賛辞を受けました。そしてついでに誕生日おめでとう、も言われ
すごい時代になったもなだと驚かざるを得ませんでした。
本日は、リビングルーム コンサート。明日は、HamidさんのバンドでTuriyaでまた共演させて頂きます。Alice Coltraneの曲で「Er Ra」を私なりの解釈で弾いて歌ったら「いいね、それやろう。」ということでJan BangさんとNaissam Jalalさんとトリオで演奏することに。(その後、全く別案になりました。)このNaissamさん、フルートの名手ですが、そのテクが歌いながら吹くという、ド肝を抜かれました。そのような才女との共演も楽しみです。
11月26日(土)
リビングルーム コンサート
ポーランドの音楽家はArtur Majewski(tp )のみ、Joshua Abrams(b),Jason Stein (bcl)さんたちはシカゴシーンを代表する音楽家とのセッションでした。
その前にSamuel Hall(ds)、Mateusz Rybicki (cl)さんらともセッションし楽しい一日でした。
In addition to large hall concerts and club sessions, Jazztopad features "Living Room Concerts," jams that are held at the private homes of Wrocław residents. Here's an unusual lineup.Me with Joshua Abrams, Artur Majewski, and Jason Stein (three prominent Chicagoans, one of them honorary).
11月27日(日)
Hamid DrakeのTuriyaにゲストとして演奏させて頂きました。流石に一流の音楽家ばかり集められたメンバーとのリハや本番は、心が踊るといいますか、楽しくて仕方がありまさんでした。結局、楽譜に頼るのではなく、みなさんのリハを聴いて思いきり弾かせて頂きました。Hamidさんが仰った「最も良くないのは何も起こらない事」という言葉を信じて。ステージ上に登場しただけで大喝采を浴びるという経験は、初めて。
濃厚な3公演。プレゼントのようなステージでした。

思い出の写真を一部こちらにまとめております。
お時間があられる方は、遊びにいらしてください。
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