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2022年12月 7日 (水)

Incredible Sound Vision from Tokyo

 12月5日(月)河崎純さんが主催されている音楽詩劇研究所 ユーラシアオペラ2022 Incredible Sound Vision from Tokyoで演奏させていただきました。
 現在、世の中で決して多くの人々に歌われているわけではない、けれど忘れてはいけない背景、忘れられないメロディーの曲の数々でした。
私が演奏させて頂いたのは「懐念年祭」この曲の意味は「プユマ音楽の父」と言われる陸森寳(バリワクス/森宝一郎)の遺作。プユマ語で歌われているが、中に日本語が混ざっている。「家から大変遠い場所で働いていて/父母や家族、友達のもとにどうしても帰る事ができない/だが、永遠に忘れることができないのは/家族たちと過ごしたあの温かい日々/母が私のために編んだ花輪をかざり/華やかに着飾って踊りの輪に加わりたい」と、ある。
「我的思念」
「雨夜花」
そして私の曲で「通り過ぎた道」間奏と後奏でジ・ミナさんとエリ・リャオさんに歌って頂きました。
「北斗七星)愛する人と別れるときの名残惜しい気持ちを表している。

「故国山河」歌の意味は「故国山川をあとに数千里/山も川も見知らぬ他郷に身を置いて/淋しい心に思うは故郷/思い出すは懐かしい友よ」(姜信子訳)日本が台湾統治下時代に西條八十氏が依頼され「美しき天然」というタイトルで詩を書いている。
「星を数える歌)韓国の曲ですがエリさんが日本語で朗読されました。「星一つに追慕と/星一つに愛を/星一つに侘しさを/星一つに憧れを/星一つに詩と/星一つにお母さん、お母さん/お母さん、私は星一つに美しい言葉を一つ一つ唱えて見ます。」

河崎さんから頂いた資料を抜粋させて頂きました。

再演は、海外かも知れませんが多くの人に知って頂きたい素敵な曲の数々でした。
河崎さん、関係者の皆様、そして寒空だけでなく雨まで降って参りましたが多くの方に足を運んで頂いた事を心よりお礼申し上げます。
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左から千野秀一さん(pf)、河崎純さん(b)、エリ リャオさん(歌)、ジー ミナさん(歌)そして私。



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