2011年7月15日 (金)
6月26日(日)
この日を待っていました。やっと今年初めてのお休み。
好きな音楽で生活しているのだから、毎日お休みみたいなもの...とは思ってはいても、一日に課せられたノルマが何もない日って、やっぱり気持ちが楽〜。贅沢この上ありません。驚いた事に長年苦しんでいた気管支ぜんそくがぴたりと止まりました。今まで周りの人に気遣って頂きましたが、こんな事で治るなんて申し訳ない気持ちになります。やっぱりストレスだったのでしょうか。
こんな日は何もしないで一日中映画でも観て、というのもありですが、うずうずして車を運転して軽井沢へ行きました。東京では暑い日が始まりましたが、さすがに軽井沢はまだ涼しくて快適でした。
さて、弟子のMちゃんが箏を購入しました。
昔は、弾き込まないと鳴らない楽器を売るというのが通常でしたが、最近は始めから気持ち良く弾ける楽器が多いのです。そのために表面の木の厚さがどんどん薄くなってきているのですが、私はしっかりした木をしっかりとした厚さにくり、自分の音色になるまで弾き込んでいくのが良いのではないかと思っています。という事で今回は、まず木を選んで楽器を作ってもらうように楽器屋さんにリクエストしました。
持って来て下さったのが下記。
壮観です。
そしてその裏側、裏板といいます。もちろんこの部分も音に影響するのでしっかりチェックします。
こうやって見ると、箏って贅沢な自然の産物なんだな、としみじみ感じますね。
Mちゃんが選んだ木は、これから箏になり、人生のどんな時も彼女に寄り添って奏でられていくでしょうね。
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